昨晩NHKの番組(再放送)をご覧になりましたか?
現在4人に1人が抱える悩みである腰の痛み
その内半数が、3ヶ月以上に及ぶ慢性腰痛だそうです。
治療をしても痛みが治まらない。
検査をしても原因不明。
それは
治っているのに痛みを感じる幻の痛みである可能性が高く、
改善の為には腰ではなく脳が鍵! という内容。
オーストラリアでは国をあげて腰痛対策に取り組んでいて、テレビコマーシャルを通して国民に正しい腰痛の知識を伝え続けることで、腰痛患者が激変し、医療費も大幅に削減できているそうです。
それに簡単な運動を毎日続けることも大切。
安静は治療としては成立しない。
と日本腰痛学会の理事長が断言しています。
実は父が今まさに慢性腰痛で悩まされています。
眉間に皺を寄せて、毎日本当に辛そうです。
段々と寝たきりの状態に近づく父。
意を決して、そんな父をシニアヨガに連れて行きました。
そこではっきりしたこと。
病は気から
最初は痛がって全く動けなかった父。
痛みから背中も丸くなり、歩くこともままならなかったのですが、ベテランの師匠に徹底的に指導していただき、帰りにはかなり姿勢がよくなり、足踏みも元気にできました。
でもそれは一時的で、自宅に戻りまた痛みを思い出すと元に戻ってしまいました。
が、焦らずに少しずつでも動かしていけば、良くなるだろうという希望が持てました。
番組でも言っていましたが、まずは
腰痛の正しい知識を得ることで無用な恐怖を減らすこと。
そして、
どんな恐怖が痛みの原因なのかを探り、それを取り除いていくこと。
特に、これから先も痛みが続くことへの恐怖は大きなストレスとなって、それが痛みが改善しない原因に十分なり得るそうです。
「将来を考えても恐怖が強まるだけ。
未来への不安にとらわれず、今の自分に目を向けることが大切。」
今、ここと向き合うこと。
ヨガと同じです。
父の腰痛に対しても同じ気持ちで向き合っていこうと思います。
シニアヨガで最高齢は86歳のおばあちゃん。
誰よりもやる気満々!元気いっぱいでした😄