初めての妊娠で胞状奇胎になった私にとっては、これが妊娠のすべてですが、一般の人にとってはもちろん病院にとっても「珍しい事」のようです。
ということで、病院だからといって「分かってくれているだろう」と気は抜けません。
まず、先生は忙しいですから、部屋に呼ばれた時点で、病名を確認するどころか、前回の記録すら目を通していない可能性があります(こんな先生は私のところだけかもしれませんが)。
明らかに忙しそう&疲れていそうな時は、こちらから病状を説明するのが吉かと思います。
例えば、「胞状奇胎の経過観察○日目になりました。」とか「前回の血液検査の結果はどうでしたか?」など
そう言っておけば、基礎体温を提出してもタイミング指導とは間違われないでしょう。
次に、看護師さんなどスタッフの方々ですが、
もしかしたらその人にとって初めて胞状奇胎の患者かもしれないので、検査表からβ-hcgを探せなくても、試験管のサイズが分からなくても、見守るかやさしく教えてあげましょう。
ベテラン看護師でも珍しい検査値みたいなので、自分でいろいろ覚えておけば何かとスムーズで安心です。
もし無神経なことを言われてしまったら、悲しそうな顔をしてその理由をその場で言いましょう。
怒って言ってしまうと、患者の言葉を受け入れられないかもしれません。
それでもひどいときは、迷わずその人よりも年上で役職がある方に相談しましょう。
同じ態度を他の患者さんにとると、病院の信用が落ちてしまいますので、裏でうまく対応してくれるでしょう。
対応できない病院は・・・私なら病院を変えることも検討します。
私が行っている病院は、先生は熱心だし、スタッフは気がきいて優しい方が多いです。
口コミでもいい評価を受けていて、私はこの病院のことが気に入っています。
それでも、残念な対応というのは何度もあります。
珍しい病気だからということもありますし、お互い人間だから仕方ないのかもしれません。
私もかなり迷惑をかけましたしお互い様って感じもあります。
この病気(胞状奇胎)は、人任せにせず(先生を含む)、自分でも勉強して管理することがお勧めです。