昨今、ヘッジファンドによるベンチャー投資が増えているようです(もちろんアメリカで)。
そこで今回は、有名なヘッジファンドのベンチャー投資状況をまとめてみようと思います。
PEや資産運用会社は除いています。

■The Baupost Group
代表的な投資先
Intarcia Therapeutics

■Icahn Enteriprise
代表的な投資先
Lyft

■Coatue Management
パートナー Marten Abrahamsen
代表的な投資先 


■D.E. Shaw & Co.
代表的な投資先



■Lone Pine Capital
代表的な投資先


■Maverick Capital
パートナー David Singer
代表的な投資先




■Point72 Venture
パートナー Pete Casella
代表的な投資先
Quantopian

■Third Point(Third Point Ventures)
パートナー Robert Schwartz
代表的な投資先



■Viking Global Investors
代表的な投資先


■Valiant Capital Partners
代表的な投資先


■Tiger Global Management
代表的な投資先










とりあえず、有名どころだけで、こんなにヘッジファンドがベンチャーに投資してました。
確かに、公開市場は既に完全なレッドオーシャンで、クオンツや人工知能が争っていて、大きなリターンが見込めない中、ヘッジファンドがベンチャーに流れてくるのは不思議ではありません。
ただ、おかげで評価額10億ドル越えのユニコーン企業を大量に生み出している根源でもある気がしますが。
今回取り上げた11社中Tiger CubsやTiger Seedsが5社も入っているのは偶然なのか、それともジュリアン・ロバートソンの教えを守るとベンチャー投資になるのかもしれません。(ロバートソン自体はまだベンチャーに投資していませんが)

もちろん、一社も出していない巨大ファンドもたくさんありますし、ヘッジファンドがダメだとは言えないですし、ヘッジファンドからVCに進出してるのはまだまれだと思いますが、
Tiger Globalのよに100社を超えているファンドもあるほか、レイターだけでなくシードに進出してくるヘッジファンドもあり、今後ファンドという業態そのものがどうなっていくのか。
楽しみです。

(パートナーは適当に拾ってきたので、間違ってる可能性があります。ご了承下さい)