プリンスホテルってなんでプリンスホテルっていうかといえば、
第二次世界大戦後の混乱時に、お金のなくなった皇族や貴族から土地を安く買い取って、
そこにホテルを建てたからというのが、自分の認識です。
では、そのプリンスホテルの元の土地って誰が持っていたのかなって正確には知らなかったので調べてみました。

グランドプリンスホテル高輪
→竹田宮邸跡

グランドプリンスホテル新高輪
→旧北白川宮邸跡

東京プリンスホテル
→徳川家霊廟跡

品川プリンスホテル
→毛利公爵邸跡

赤坂プリンスホテル
→紀州藩中屋敷→旧李王家邸

軽井沢プリンスホテル
→根津嘉一郎別荘(皇族ではないけど)

大磯プリンスホテル
→伊藤博文別邸→李王家別邸→楢橋渡

伊豆長岡温泉三養荘
→岩崎久彌旧別邸(皇族ではないけど)

横浜プリンスホテル(閉鎖し東京建物に売却され現在マンション)
→東伏見宮別邸

六本木プリンスホテル(閉鎖され住友不動産に売却され現在住友不動産六本木グランドタワー)
→フィンランド領事館(皇族ではないけど)

これらの財産が今の西武HDを支えてるのかなと思うと、
堤康次郎という人間はすごいなぁと改めて思いました。
そして、そこに投資していたサーベラスもすごいなぁと。