今週の水曜日にマネーショート見てきました!
明日土曜日も見に行きますが。笑
内容については、ブログで書くより見に行かれた方がいいと思うので、
出演していたヘッジファンドマネージャーのマイケル・バーニーについて書いてみようと思います。

マイケル・バーニーって誰だっけ?って方に。



彼です。笑
トレーダールームで爆音で音楽をかけたり、ドラム叩いてたり。
彼は1971年生まれで、今年で45歳になります。
若い!
そしてあの大音量でトレードできるのに憧れる。笑
そんな彼は、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の経済学と医学部を卒業したのち、ヴァンダービルト大学医学部を卒業し、スタンフォード病院に勤務します。
このスタンフォード病院で勤務していた時、バリュー株投資に関するブログを書き始めます。
バリュー株投資といえば、ウォーレン・バフェットやベン・グレアムが重鎮としているわけですが、
バーニは彼らについてかなり勉強していたそうです。

このブログが資産運用会社のバンガードやバリュー投資をするヘッジファンドのマネージャーだったジョエル・グリーンブラットなどの目に止まります。
そして2000年に、29歳と言う若さでヘッジファンドのScion Capitalを開始します。

それからの彼の成績が以下です。
比較している赤い棒のS&P500とは、アメリカの大企業の株価をもとに計算される株価で、言って見れば平均的なリターンを生むものです。
それに対するバーニの成績が青い棒です。
2007年に爆発的な利益を生み出しているわけですが、驚きなのが損失を一度しか出していないこと。
ヘッジファンドなら当たり前でしょとか思うかもしれませんが、これはかなり異常値。
平均で10%くらいで、去年は最悪で5%くらいでした。
んまぁ彼のファンドサイズが5億ドルと比較的小さいから出やすいというのはあるかもしれませんが。



そして下のグラフが、8年運用した結果をバー二とS&P500で運用した結果を比較したもの。



数値は以下から。
http://basehitinvesting.com/michael-burry-focus-on-bargains-and-not-stock-market-valuations/

頭良いなら医者なんかやってるよりヘッジファンドやってる方が良いかもしれませんね。笑
ただ、うまくいくのは本当に少数。
サブプライムショック時には、数百から数千が清算に追い込まれました。
最近でもヘッジファンドへマネーが流れていて、ゴールドマン・サックスやUBSなどの投資銀行でトレーダーが毎日のように退職しては、自分でヘッジファンドを始めてるというニュースが流れている一方で、毎日のように閉鎖のニュースが流れているのも事実。

また、映画にも出ていましたが、リターンを出していても運用に出資者が口を出してきます。
CDSなんて危ないから売れとか。
バカかと。
金を預けている以上信用しろと。
確かに、投資家あってのファンドなわけですが、もちろんヘッジファンドのマネージャーも金を出しているわけです。
なので投資家を良い意味でスルーすることもヘッジファンドを運営する上では腕の見せ所な気もします。
バニーも最後に、資金の引き出しを制限していましたね。

では、最後にマネーショートの感想。
1つめ
金儲けが好きな僕でも少し見終わった後、ショックでしたが、
やっぱりやらなければ。っと思いました。
2つ目
セレーナ・ゴメスかわいいー

ってか…
ジョン・ポールソンが出てこないってどういうことだ!!!笑