ソフトバンクが最近、紙面を騒がせておりますね。
イーモバイル買収だー
スプリントネクステル買収だー
メトロPCSコミュニケーションズ買収だー
なんだーかんだーと。

イーモバイル買収も驚いたけど、スプリントネクステル買収にさらに驚いたうえにメトロPCSコミュニケーションズ買収だからね…
なんかね…
異端児だ孫正義は笑
KDDIだってイーモバイル買収はできたはず。
実際KDDIは、買収をたくさんした結果、ケーブルテレビでダントツ一位になったわけ。
ジェイコムをどう解釈するかによってことなるけど、ジェイコム抜いたって2位。

もし、ソフトバンクがアメリカの2社を買収できたら、契約者数が、チャイナモバイル、ボーダフォンに次ぐ三位になるらしい。
世界がある意味ひっくり返るね笑

スプリントネクステルは現在、150億ドル。
対してソフトバンクは3兆円。
今は円高だから、自分の会社の半分弱を買収するわけだが、果たしてどうやってその資金を調達するのか…
一時期2兆円あった有利子負債も、今では5500億円まで圧縮したわけだが、この2兆円っつうのは、ボーダフォン日本法人を買収したときの負債で、実はソフトバンクは、ボーダフォン日本法人の資産を担保に金を借りたもの。
このように、買収対象の資産を担保に資金を調達することをLBOという。
これは、買収する方の信頼が低いときに使われる。
アメリカのM&Aブーム期によく使われた手法。

んで今回もその手を使うのではないかという説が有力。
ただ、スプリントネクステルはここ最近、最終赤字が続いており、難しいかもしれない。
だが、ソフトバンクは、3兆円の時価総額と驚異的な利益率を誇っており、信頼が確立したため、銀行から資金を調達できるかもしれない。
また、通信業界は元々キャッシュフローがとてもとても良い業界。なので、買収後のフリーキャッシュフローは4000億~6000を生み出し、五年程度で完済可能との説もある。

ただ…
通信規格が違うソフトバンクとスプリントネクステル。
スプリントネクステルはKDDIと同じで、ソフトバンクはdocomoとは一緒だが、スプリントネクステルともKDDIとも違う。
だからここでKDDIもスプリントネクステル買収に名乗りをあげたら面白いところ。

一気に動き出したソフトバンク。
果たしてうまくいくのだろうか…

つかスプリントネクステルの知名度の低さww
帰国も知らない