遅くなりました。
整理するのに少し時間が必要でした。
1か月前の抽選会で組み合わせが決まってから口に出すことを惜しまず
何度も、何度も。
何度も、何度も。
言いつづけましたね。
ハンガリー杯
vs 川崎フロンターレ
準備。
この試合にかけるパワー。
そしてこの試合を迎えるまでの時間。
濃い1か月でしたね。
トレーニングマッチは上級生に挑む事でスピードやパワーに目を鳴らし。
合間にある、プレミアリーグでは勝ち切るタフさを身につけてきた。
正直に、本当に正直に言うならば
自信がありました。
この試合を勝つだけの【準備】を我々は惜しまずしてきたから。
立ち上がりの失点。
あそこで崩れなかった事。
1つ目のみんなの成長です。
『まだ大丈夫』
『逆転できる』
『落ち着いて』
ポジティブな言葉がグランド内から、そしてベンチから。
いいチームになったな。と感じましたよ。
攻撃の糸口を見つけたのはオギーニョの突破から。
気を吐き、ゴールに襲い掛かる。
ファーストプレーでDFを剥がし打ち切ったシュートはGK正面。
でも。
あのプレーでやれる!と東住の仲間達、応援団、皆がそう思ったことでしょう。
意思あるプレーが仲間に勇気を与え、空気を徐々に変えていきます。
同点ゴールはそんなオギーニョから。
DFを振り切り前に出るGKの上を抜くループ弾。
素晴らしいの一言です。
思いが詰まった素晴らしいゴール。
同点でハーフタイムへ
揃えた意識は『うちは前へ向かって攻める』そんなシンプルな事。
そして『俺たちの方が上だと』強く伝えてピッチへ送り出す。
ベンチの選手も語らずとも準備をしています。
誰も欠けては勝てない。
全員が。
全ての選手、スタッフが思いを1つにせねば勝てない一戦に誰一人心を休める事なく戦いましたね。
待望の逆転ゴールは後半立ち上がり。
FKを。
ヨウタの集中力。
直接か合わせるか難しい距離。
あの瞬間の数秒は何か時が止まったかのような静かな時間がボールとヨウタにはありました。
ヨウタの選択したボールは、『仲間へ』
イッセイが飛び込み頭で合わせ逆転弾。
会場中の雰囲気をもってきましたね。
あの瞬間の盛り上がりは皆んなが作り出した『熱』そんな中でプレー出来た事は素晴らしい時間だったでしょう。
その後も勢いは止まらず
決定機を作り出す。
CKからのコア、リキのダイレクトスルーパスから完全にドフリーで抜け出したリタのGKとの1vs1
しかし相手GKが立ちはだかりました。
追加点を取らねば流れは相手へ
ジリジリ攻められる。
右サイド深くから内側に入りながらのスルーパスを背後に入れられ失点。
映像で見る限りオフサイドでしょう。
勝負の中ではそんな事もあります。
勝たなければならない試合をラスト5分ほどのタイミングで振り出しに戻されてしまいました。
そこからは全てを前に出す。
しかし守備に重心をかけた相手を中々崩しきれず。
タイムアップ
2-2 同点。
ハンガリー杯予選
3勝1分け 無敗
得失点差により敗退。
結果は見ての通り。
目標に届かず。
ただね、素晴らしい挑戦者でした。
今大会は19人を登録し、挑んだ試合。
様々な悩みや挑戦はあったはず。
全ての選手が『成長の為に』という
『目的』を見失う事なく戦った事こそが1番大事な事。
この大会は失敗だったのか?
いや、失敗はね、
挑戦をやめた人しか起きない事。
挑戦を続ける限り、過去の結果は成功に変えられます。
あの時の敗戦が自分を変えた。
あの時の試合がチームを強くした。
そう思えるようになった時。
このハンガリーも成功だった。
そう思えるはずです。
必ずやり返しましょう。
強くなって挑みに行きましょう。
みんなお疲れ様でした。
応援してくれた仲間、後輩たち。
勇気をありがとう✌️
とくなが