標準偏差の画像での意味合いとは・・・?2 | とっしーのブログ

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前回の続きです。


画像データの各画素値の総和を総画素数で割ると、平均階調値が

出てくるという事は既に書きましたが、


以前記載したのと同様に標準偏差も計算する事が出来ます。

つまり、画像データから、平均階調値と標準偏差を計算したとして、

平均階調値は「画像全体の平均的な明るさ」を表しています。

標準偏差は・・・?


画像全体で見た時の、「各画素の階調値のバラつき度合」を

表しています。


低コントラスト画像は、バラつきが小さい、

高コントラスト画像は、バラつきが大きい、と考えられます。


つまり、

低コントラスト画像 ⇒ 平均階調付近にデータが集中している

高コントラスト画像 ⇒ 0~255全体(あるいはそれに近い)にデータが

               バラついている

という事です。


画像の特徴量として、平均値、標準偏差を出した時の、実画像に対する

意味合いは分かってもらえたでしょうか。


こういった事が画像特徴量を考えていく上での基本になります。


次回は、画像の二値化について書いていきたいと思います。