んなことないわ!

わたしは冴えている。

絶対大丈夫だ。

そう思って疑わなかった。

50の声を聞くまでは。

どうも、わたしです。

 

いま、「なにが?はよ言え!」

という声が聞こえてきた。

 


記憶力の低下である。


 

「携帯、鍵、財布」

 

わたしがわたしに約束している

出かける前の合言葉。

 

ケイタイ、カギ、サイフ。

ケイタイ、カギ、サイフ。

 

これを忘れるともう

わたしはわたしでいられなくなる。

 

そういえば以前こんなブログを書いた。

 

 

 

そう、中二病のころのわたし。

実は未だにあの頃と全然変わっていなかった。

初々しさ、若さ、などといった

美しいものではない。

年齢だけ重ねて、全然成長していなかった。

 

先日、友人宅を後にしたときのこと。

いつものように、

携帯、鍵、財布の号令とともに出た。

 

次の現場に着くと、確認したか?したよな?

はずなのにない!!!ケータイが。

 

すぐさま友人に電話。

…忘れてるんだからできるわけがない。

 

戻るしかない。10分かけて戻った。

10分でよかった。

 

ところが友人宅ときたら、

来客用のピンポンが鳴らない仕様の

高級マンションに住んでいる。

 

かろうじて生息地を1Fにしていたため、

連絡がつきそうだ。

 

外から呼ぶ。

といっても、周りの迷惑になるので

叫ぶわけにいかず、、、

 

聞こえるわけないか。

 

だがピンチが訪れたオバハンは強い。

まるでドロボーのように

思いっきり手を伸ばし

洗濯竿をおもむろに掴み窓を叩く。

 

「ケータイ忘れた~!」

 

友人に部屋の中を探させる。

ところが…ないときた。

は?なぜなぜなーぜ?

 

しかたない、電話をかけてもらおう。

カバンの中から音がした。

それも、自分の。

別持ちしていたバッグから。

 

ホッとするよりも

自分のアホさ加減に力が抜ける。

 

アホなエピソードはこれだけではとどまらない。

忘れ物が特に人並外れているのが自慢だ。

それだけでもブログが永遠に書けるほど。


仕事は案外マルチタスクで

まともにできる(と思っている)が

近頃は怪しくなってきた。


もういい、笑うしかない。

楽しむしかない。

明日はもっと笑おう。

笑って笑い飛ばして、幸せに生きていこう。

そう誓った月曜の夜である。