こんにちは。
最近はネット配信でも、過去の映画を探して観ることができますが、
観たい映画タイトルで検索しても、どの配信サイトでも見当たらない映画タイトルがあります。
今回観た映画「少女の髪どめ」もそれでした。
そのため、TSUTAYA DISCASでレンタルして観ました。
この映画、以前、文芸坐かどこかの映画館で、何の予備知識もなく観て
心に残った映画でした。
イラン映画です。
内容は、1980年代のソ連のアフガニスタン侵攻の時代です。
アフガニスタンの住民たちは逃れるように隣国に逃れた人々もいました。
当然、逃れた先、この場合はイランですが、生活費を稼がなければいけない。
働かないといけないのですが、イランでは、アフガンの人を雇うことは禁止されています。
禁止されていても、安価な給料で労働力が欲しい経営者は、
闇でアフガン人を雇うわけです。
舞台は冬のイランの建設現場です。
労働者は、貧しいイラン人と闇で働かせているアフガン人たちです。
建設現場で働く、主人公のイラン人の青年は、給料はもらえず、
小遣い程度を下請けの経営者からもらって生活しています。
仕事内容は、お茶くみとか、食事の用意などの軽作業です。
ある日、闇で働かせていたアフガン人が現場で事故に会い、
代わりにその「息子」が翌日から働くことになります。
しかし、「息子」は体力的に弱く、運んでいる重いセメント袋を落として、
他の労働者にセメントの粉を被せてしまいます。
経営者は、「息子」に力仕事を任せるのを止めて、
青年が担当していたお茶くみなどの軽作業を担当させます。
担当していた青年の仕事は、軽作業から重作業に担当を変えさせられます。
「息子」は力仕事はだめだったけど、
「彼」が淹れるお茶は、以前青年が淹れていたお茶より美味しく、
食事もキレイな食卓をあつらえて、労働者からも好評でした。
自分の仕事を奪われ、労働者からも支持を受けていた「息子」に対して、
青年は、「息子」を目の敵にし、「息子」に何度も嫌がらせをします。
ある時、建設現場内に設えた給湯室の入口から、
青年はハッとする光景を目にするのですが...
という話です。
話は淡々と描かれており、音楽も控えめに流れており、
無理やりの感動を求めていない描き方が心に残りました。
では。