みなさん、こんにちは!

新年あけましておめでとうございます。
と言いながら、1月も半分が過ぎてしまいました。
2022年もコロナ禍が続く中、油断せずに対策をしっかりとして過ごしていかなければなりません。
 
今回は12月議会に行った一般質問の2つめ、
「コロナ禍における学校行事の総括について」
を書かせていただきます。

 
コロナ禍が始まり2年になろうとしています。
子どもたちの学校生活も様々制限がかかる中、学校ごとに行事開催の可否についての判断をお任せしていた結果ばらつきが生じ、行事を実施できなかった学校の児童・生徒やその保護者から残念だったという声が多く上がってきています。

コロナが完全に終息したと言い切れない状況の中、これまでの市の対応が適切であったのか総括し、この経験を翌年以降どう生かしていくのかを考えなければならないと思い、質問をさせて頂きました。
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問)
学校行事についてこれまで市としてどのように対応を行い、結果をどう評価されているかをお聞かせください。

答)
学校行事の開催についての判断は全て学校長の判断にゆだねるのではなく、事前に新型コロナウイルスの感染状況を踏まえた上で、その都度教育委員会の内部で検討を加えた後に一定の判断を下し、校長会を通じて指針として出してきました
その指針に基づいて、最終的には学校長が自校の感染状況や学校の規模、実施の時期等を考慮いたしまして、自校にとって最善の方法を検討して、実施をするわけでございます。
その結果、評価としていいのかどうかわかりませんけれども、今までのところ、市内22校において学校行事での感染の報告は1件もないといったことでございます。

問)
来年以降の学校行事について、児童・生徒にとって不公平にならないよう、ばらつきをできるだけ減らしていかなければならないと思います。教育委員会として可能な限り各学校に統一的な判断をしてもらえるように指導していただきたいと考えます。現在のお考えをお聞かせください。

答)
できるだけ行事は中止をするのではなくて、感染状況を見ながら必要であれば延期して、できるところでやっていくといった指針を出しているところでございます。
 しかし、学校長の最終的な判断によりまして、実施についての差異が生じたことは事実でもございます。今後も学校長と協議を重ねながら、できるだけ統一的な指導となるよう学校に対して強く要請をしていきたいと考えております。

問)
大阪府では、独自にモニタリング指標を設定した上で、現在のコロナによる感染状況を信号と同じように示す「大阪モデル」

という方法で府民に分かりやすく周知されています。市民に分かりやすく周知できる手法を検討してみてはと考えています。
コロナとの共存が続く中、今後市としてどのように発信をしていくのがベターなのか、市長のお考えをお聞かせください。

答)
橿原市独自でこのような指標を設定するということになると、橿原市の中にある医療機関におけるサンプリングであったり、あるいは市民の方の生活圏などを考慮すると、橿原市独自でそういった行動を制限し得る目安というふうなものを設定するというのは適当ではないのかなというふうに今のところは考えております。
 ただ分かりやすく市民の皆様にお伝えする、それが学校現場でのいろんな判断にもつながっていくということも当然のことであるというふうに認識しております。
これまで市内で新規感染された方が発生した場合には、安全・安心メールなどにおいて情報を発信させていただいておりますけれども、併せて感染予防対策などの啓発を今まで以上に行っていくなど、市民の皆様にとって必要な情報、あるいは判断の目安となるような情報をできるだけ積極的に発信していけるように努めてまいりたいと考えております。
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コロナの対応に関しては、これまで人類にとっても初めての出来事だからということで、場当たり的に対応を進めざるを得なかった部分も当然あると思いますが、その対応や対策が適切だったのかどうなのかをきちんと検証し、将来に生かしていかなければならないと思います。ぜひ振り返りとともに、新たな対応策を検討していただきたいと要望をさせていただきました。

最後までお読みいただきありがとうございました!

次回は「公立保育園のオムツ持帰り問題」
についての質問を掲載させていただきます。

それでは、また!