みなさん、こんにちは!

 

2021年も、残すところ2日となりました。

本当に早いですね(^^;

 

今回は自身4度目の一般質問について、報告をさせて頂きます。

 

テーマは次の3項目です。

①    交通弱者に対する施策

②    コロナ禍における学校行事の総括

③    公立保育園のおむつ持ち帰り問題

 

映像はこちら(37分程度の動画です。)

http://www.kensakusystem.jp/kashihara-vod/video/R03/R031215-1.html

 

ここ数か月間、新型コロナウイルス感染症の陽性者数は落ち着きを見せていますが、だからこそ次の波に備えるべきだと思っています。

 

そして「今」も大事ですが「未来」を見据えることも大事です。

そんな状況への想定や準備について、聞かせていただきました。

 

今回も3つのテーマごとに分けて、更新をさせていただきます。

 

1点目は、「交通弱者に対する施策」についてです。

 

公共交通の空白地に住む住民の買物を支援しようと、県内の自治体でも様々な取組が始まっています。大和郡山市では、「公民連携買い物支援ネットワーク事業」の実証実験として、行政とスーパーが連携し食料品の移動販売に取り組んでいたり、吉野郡においても、山間部等、買物支援が必要な方々に対し、日用品や食品等の移動販売を連携して行っておられます。

きめ細やかな交通網の整備が求められつつも、その実現が簡単ではない中、各自治体でも知恵を絞って、公民連携の仕組み等をうまく活用し、住民のニーズに応えていく姿勢が求められていくのではと考えています。

 

------------------------------------------------------------------

 

問)

現在、交通弱者の方々に対する市独自の取組はどのようなものがあるかを教えてください。

 

答)

今年4月から9月にかけて、新型コロナウイルス感染症対策における高齢者への移動支援事業を行いました。

この事業は、65歳以上となる高齢者3万6,326人を対象に、1枚500円のタクシー券を1人4枚、2,000円相当分をお配りしたもので、高齢者が買物、通院、余暇、ワクチン接種をはじめ、様々な機会において移動支援として利用していただけるものでありました。

 

問)

本市においても、将来的な実施の可能性として、公民連携の仕組み等をうまく活用していく準備を始めてはと考えますが、市のお考えをお聞かせください。

 

答)

高齢者の買物支援についてはまず、介護保険制度等の中で、訪問介護の生活援助サービスにより買物支援を受けることができる方がいます。

 しかし、介護保険制度などの利用までに至らない虚弱な高齢者の方に対しましては、本市では従来から、橿原市社会福祉協議会が、かしはら街の介護相談室と協力して、高齢者のお役立ち情報として、「買物支援サービス実施店一覧」「訪問理美容店舗一覧」「高齢者の地域の居場所一覧」を作成して、高齢者の生活支援に活用しております。

 市地域包括支援課や市社会福祉協議会の地域包括支援センター、かしはら街の介護相談室といった相談窓口をはじめ、地区公民館等の公共施設にそういった一覧表を配置しており、さらに、市のホームページ、市社協のホームページも掲載して、情報提供に努めております。

 これまでに官民連携を前提とした買物支援について検討した経緯があるかというようなことに関しては、テーマとして交通の不便な地域での移動手段や買物について検討したことがございます。

 しかしながらその会議において、現に困っているという声がほとんど出なかったため、この地区におきましては、今後、地域住民から移動手段が必要という意見が出て機運が高まれば再度検討するということになりました。

 まずは、今後も引き続き、こういう買物支援のみならず、高齢者の生活支援の1つとして、高齢者のお役立ち情報をもっと市民の方に知っていただいて、そういうハードの面が整うまでの支援としては、我々としては使っていきたいと考えているところでございます。

 

問)

この質問の最後に市長さんにお聞きします。今後、交通弱者と呼ばれる方々に文字どおり寄り添っていくために、これから未来に向けた備えをどのように準備していけばよいのか、市長のお考えをお聞かせください。

 

答)

公共交通という観点から、まずは既存のバス路線やタクシーの維持・確保が極めて重要であると考えております。そして、運送形態によっては官民協働で活用できる地域資源やデマンド型交通の手法も考えられますし、移動販売にも可能性を感じております

今後、費用対効果などを含めて、様々な交通対策を地域公共交通会議などでご意見をいただきながら、実施の検討を進め、末永く住み続けたいと思っていただける、そんな持続可能なまちづくりをしっかりと進めてまいりたいというふうに考えております。

 

------------------------------------------------------------------

橿原市の高齢化はまだまだ先の話といった見方もあると思います。

しかしながら、今の体力のあるうちから、どのような住民サービスをコストをできるだけかけずに充実させて行くのか、他の自治体の事例も参考にしながら進めて行って頂きたい。

そう要望をさせて頂き、次の質問へと移りました。

 

買い物支援サービス実施店一覧(アドレスをクリック)

https://www.city.kashihara.nara.jp/documents/6168f7b365909e0b66fd60fb

訪問理美容店舗一覧(アドレスをクリック)

https://www.city.kashihara.nara.jp/documents/6052fda065909e57566bb1fb

高齢者の地域の居場所一覧(アドレスをクリック)

https://www.city.kashihara.nara.jp/documents/6168f7d765909e0b66fd60fd

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

次回は「コロナ禍における学校行事の総括」

についての質問を掲載させていただきます。

 

それでは、また!