みなさん、こんにちは!
9月定例会も、残すところ24日の最終日だけとなりました。
この9月は決算審査をはじめ、庁舎問題、一般質問と盛りだくさんで、
私にとって、学びが多い定例会となりました。
今回のブログでは自身3度目の一般質問について、報告をさせて頂きたいと思います。
テーマは次の3項目です。
① 本市のコロナ対応について
② 教育情報セキュリティポリシー ガイドライン改訂に対する本市の対応について
③ ヤングケアラー問題について
この3か月間、コロナは収まるどころか、奈良県でも過去最高の感染状況となってしまいました。
ある程度、感染対策も分かってきている中での記録更新は正直ショックでしたが、今後また第6波、7波と続いていく可能性も否定できません。
そんな状況への想定や準備について、聞くことにしました。
今回も3つのテーマごとに分けて、更新をさせていただきます。
1点目は、「本市のコロナ対応について」です。
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問)
5月2日から31日までの飲食店等の時短要請で、協力金をお支払いした店舗の数と金額、また効果についてはどう評価した?
答)
514店舗に対し4億6,202万円を支払った。
効果検証に関しては明確にはできないものの、一定効果があったと評価している。
ただ一部事業者の方々に過度の負担を強いたことは重く受け止めなければならない。
問)
8月に奈良市が独自で時短要請を行ったが、他市の動きをみてどう考えていた?
答)
5月の時短要請時とは、情勢が変化している。
陽性者数だけでなく、ワクチン接種が普及していることと、地域経済に与える影響を考えたときに慎重な対応を行うべきと考えていた。
最終的には県の動向や他市町村の状況も勘案した上で、橿原市の時短要請は行わないと決断した。
問)
今後、再び時短要請を行う可能性については?
答)
まずは感染対策の徹底が最優先となるが、状況によっては検討・準備をしていく必要はあると考えている。
問)
市長の時短要請に関する考え方と評価、他市の動きに関してはどのように見ていた?
答)
緊急事態宣言地域において、時短営業の効果が必ずしも出ていない現実がある。
その中で感染症対策については、マスク会食等まだまだできることがあるのではと考えている。
ワクチン接種を含め、さまざまな創意工夫を行いながら取り組むことが大事であると考えているので、現時点において荒井知事に対して「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」の申し入れを行う考えはない。
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この質問の最後に意見として、他市の動きに比べ、橿原市はどう考えているのかという発信が少ないという声を市長にお伝えさせて頂きました。
また、時短要請に対しては他市の動きも見ながらと言う答弁を頂きましたが、緊急時にはスピード感を持って対処して欲しいとの想いから、橿原市として主体的に判断していって頂きたいと申し上げました。
コロナ禍で政治に対して普段より市民の皆さまの注目が集まっている状況であり、積極的な情報発信をしていただくよう要望し、次の質問へと移りました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は「教育情報セキュリティ対策」についての質問を記載させていただきます。
それでは、また次回!
橿原市議会議員
福田としや