女性の貧困問題について
みなさん、こんにちは!
今日は一般質問の3、「女性の貧困問題について」
です。
実はこの一般質問の翌日に、動きがありました。
そのあたりも踏まえて、お伝えさせていただきます。
特に今、社会問題となり、取り上げられている「生理の貧困」。
そもそもこの問題は、人権に関することだと思っています。
内閣府の男女共同参画局は5月28日、経済的な理由で生理用品が買えない女性への対策として、全国で255の自治体が学校や役所等で生理用品の配布を実施・または検討をしているとの調査結果を明らかにしました。
「生理の貧困」 | 内閣府男女共同参画局 (gender.go.jp)
その調査結果を見ると、コロナ禍が続く中奈良県でもさまざま取組をされていますが、
「橿原」の文字がありませんでした。
橿原市はこの取組を行っているのか、どのように考えているのか
を質問しました。
-----------------------------------------------------------------------------
問)
奈良県内でも多くの市町村で生理用品の配布を実施されているが、
どのような形で実施されているか、その状況について、教えてほしい。
答)
奈良県下では15の自治体で議論または事業の実施が行われている。
そのほとんどは災害備蓄用の生理用品を無償配布し、女性の支援を行うもの。
また、一部では県立高校と協定を締結し、高校生が中心となり生理の貧困に向き合っている自治体もある。
問)
県内においても多くの市町村で実施・検討されている中、この内閣府の調査には橿原市の文字がなく、寂しい気持ちになった。
今後他市のような計画を行う予定は全くないのか?
答)
女性の人権を守るためには迅速な対応が必要であり、各方面から助言はあるものの、
今のところ市民からの要望は聞こえてきていない。
しかし、これだけの社会問題であり、全庁的な調整が必要だが、現状を適切に把握し研究・検討をすすめたい。
-----------------------------------------------------------------------------
コロナ禍において、まだまだ大変な思いで暮らされている方もたくさんおられます。
また他の市町村において全てが、要望があって始めたものでもないはず。
これを行うこと自体で、生活が良くなるとか、暮らしが大きく変わるという規模のことでは、
もちろんないと思いますが、市として市民の皆さまへのメッセージ、
「共にこの苦境を乗り越えましょう」というメッセージとして発信していただくためにも、
ぜひとも後押しとして、検討に加えて頂きたい、と要望をさせていただきました。
そして、、、
この質問をした次の日です。
市議会全体で、市長さんに緊急で要望をあげようということになりました。
この要望書に各議員の署名が寄せられ、
6/22最終日、全体協議会の冒頭で議長から市長に手渡されました。
「福田君の名前が消えてしまったね」とお言葉をかけてくださった方もいましたが、
実現され、救われる方が少しでも出れば、私は全然OKです。
古い政治を壊し、新しい政治を創る。
小さなことかもしれませんが、少しずつ変えることができれば、
私たちの橿原市はもっとよくなります。
その一端を担わせて頂いていることに感謝して、一般質問のご報告を終わります。
最後までお読みいただきありがとうございました☆彡
ご意見ご感想はtossy.fuku1009@gmail.comにお願いいたします。
橿原市議会議員
福田 倫也