みなさん、こんにちは!
今日は一般質問の2、「事業者向けのコロナ認証制度(県と市の制度の違い)について」
です。
県では5月25日から、飲食店や宿泊施設向けに
「奈良県新型コロナウイルス感染防止対策認証制度」(以下、県の制度)
が施行されました。
http://www.pref.nara.jp/secure/247851/ninshochirashi0615.pdf
一方、橿原市では昨年10月1日から全業種向けに
「新型コロナ感染予防推進宣言ステッカー配布事業」(以下、市の制度)
がすでに行われていました。
https://www.city.kashihara.nara.jp/article?id=5f6d541b65909e6adf20cbfa
簡単に言うとどちらも、
「コロナ対策が一定の基準に満たしていたら、ステッカーを交付してお墨付きを与えます。」
という事業です。
一見すると同じような事業が行われていることから、
その違い、相互性について質問をしました。(ちょっと今日は長めです)
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問)
県の認証制度と、本市のステッカー配布事業との関連性・すみ分けについての考え方は?
答)
二つの制度の違いは、確認方法。
市の制度は取組内容を写真の提出により客観的に確認している点、
一方で県の制度は、取組内容を実地調査した上で認証する。
県の場合は4月1日以降の感染防止策の取組みに要した費用に対する補助金も交付されるので、
飲食店や宿泊施設等については【県の認証制度】を優先して広報していきたい。
問)
6月1日以降、時短要請に協力頂いた事業者さんに対し、
お礼と引き続きの感染防止対策のお願いで巡回されているように聞いているが、
その時に先ほどの県の制度の周知や、市としての考えをお伝えしている?
答)
6月3日に市内全飲食店等を巡回した際に、
県の制度のチラシをお渡しするとともに制度の周知に努めた。
このチラシは本市が市内の全飲食店等に対して啓発を行うために県に作成を依頼し、
県も時間がない中、急遽特別に作成してもらった。
問)
さらなる市の後押しとして、情報発信の方法が大事になってくるかと思うが、
【市のステッカー】を交付した事業者さんを確認する方法は?
答)
本市ステッカー取得事業者について、店頭でのステッカー掲示の他、本市のホームページでも事業者を公表。
橿原商工会議所や商店街等と連携し、ステッカー取得の啓発や取得された店舗での情報発信などを積極的に行ってもらっている。
問)
本市ホームページでの発信方法については、利用者側、つまりお客さん側としてはほとんどそこにたどり着かないようなところにPDFが配置してあるだけなので、なかなか目につかない。
(https://www.city.kashihara.nara.jp/article?id=5f6d541b65909e6adf20cbfaの中段くらい)
例えばトップページや公式LINEを活用するほか、外部のグルメサイト等も可能であれば連携できないか。
答)
グルメサイト等との連携について、市HP等に特定のサイトや事業者を無償で掲出することは、HPのバナーに有料で掲出している事業者との関係もあって直ぐに実施することは困難。
今後、有効な連携ができないか等の検討は進める予定。
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橿原市内の事業者さんに対して、市の制度だけに囚われず、
県の取組についてもしっかりと周知して行くことで、
さまざまな面で市内の事業者さんの後押しをしていこうという想いを感じることができました。
しかし情報発信については様々な事情で、できないことが多いとの回答。
市内の事業者さんの後押しをしていく事が本当に大事な時期であること、
特に感染防止対策にしっかりとご協力頂いている事業者の皆さまですから、
情報発信で少しでも後押しをして頂きたいと、要望を行いました。
次回は、「女性の貧困対策」の質問について書かせていただく予定です。
ご意見ご感想は
tossy.fuku1009@gmail.com
にお願いいたします。
橿原市議会議員
福田 倫也