皆さんこんにちは、相変わらず Twitterでは様々なことが行っております。

 

いつも気になっていることですが、大学に行かなくていい論というのが必ず出てくるんですよね。

 

大学に入っていない人が、大学に行かないのは分かるんですが、行っているのに大学に行かなくていいという人もいます。

 

そうした人たちは、ほとんどが自分たちの商材に誘導するのが目的です。

 

これは本当に騙されてはいけません。

 

でも、大学に本当に行く意味があるのかという疑問はあるでしょう。

 

そこはやはり教育と努力との関係を考えないといけないでしょう。

 

大学教育に、自分の能力を高める可能性ががあるのであれば、階級の逆転現象も起こり得ますし、行く意味があります。

 

今回はそんな話をしたいと思います。

 

 

好きなことだけを学ぶだけではダメ

大学に行かなくていいと言っている人のほとんどが、好きなことだけやっていけばいいと言うんですね。

 

好きなことだけで食べられる人がどれだけいるのでしょうか。

 

もっと言えば、好きなことだけで食べられるのであれば、みんなそれで食べられるわけです。

 

でもほとんどの人が食べられないと言うことは、好きなことだけをやっていてはダメだということなんですね。

 

最終的に好きなことをやるというのは十分考えられます。

 

しかし、好きなことだけやっていた人が、好きなことで食べ続けられるのかというと難しいわけですね。

 

大学と言うのは学問を体系的に学ぶ場だと思います。

 

そのため、自分が興味関心のあるところだけ学んでいては卒業できません。

 

自分が好きなことだけ学べればいいと思うかもしれませんが、それだと知識が全く深まりません。

 

簡単に言うと、ただ情報得るだけで終わってしまうということなのです。

 

某高知の人などを見ればわかりますが、ただ情報を垂れ流しているだけですよね。

 

情報について正しいのかどうか判断するためには、その分野の体系的な知識を身に付けておく必要があります。

 

そうしなければ、情報そのものが正しいかどうかの判断ができません。

 

大学はある分野において、体系的に学んでいくわけですから、今この問題がなぜ起こっているのか、それが目の前に見えている原因ではなく、もっと奥深くに原因があるのではないかと考えることができます。

 

こうした訓練は、なかなか1人ではできるものではありません。

 

私は大学や大学院でこうした訓練ができたのはとても良かったなと思います。

 

大学では、そのために必修科目というのがあるんだなと思うわけです。

 

アイデアは関係ないと思っていたところから降ってくる

好きなことだけをやっていても、アイデアはなかなか出てきません。

 

アイデアは、特定の分野だけを勉強していても思いつくものではなく、意外と全然関係のないところから降って湧いてくるようなことがあるわけですね。

 

よく「捨て目捨て耳を持とう」と言われたのですが、あらゆることにアンテナを張って勉強していた方が、アイデアは間違いなく多くひらめきます。そのためには自分が全然興味がなかったような分野も学ぶことが、自分にとって役に立つわけです。

大学以外でも例えば雑誌を購読したりすると、自分の興味がない分野の特集もあったりしますが、そういう分野の勉強もすることで、自分の知識の幅が広がり、結果としてアイデアが多く出てきます。

 

優秀な人はそういうところが本当に凄いです。

 

そしてやはりいろいろなことを知っています。

 

またいろいろなことに興味を持っています。

 

自分には関係ないなと思うような知識を学ぶ場として、大学は非常に優れていると思います。

 

勉強の仕方を学ぶことで社会人になっても役に立つ

自分が特に重要だと思うのが、勉強の仕方を学ぶことです。

 

勉強の仕方というのは実はとても難しいものです。

 

頭の良い人は大学に入る前にすでに身に付けていると思います。

 

ただ自分のような頭の良くない人間は、大学に入るまで分かりませんでした。

 

どうやって勉強していけばいいかを大学で学ぶと、社会に出ても大変役立つと分かったのも最近です。

 

そうした学びを得ることで、大学を出た後に、1人で勉強することができるようになるのです。

 

1人で勉強すると言うのは、思った以上に難しいものです。

 

ただ本を読むだけでは、ただ情報を知っているというだけです。

 

それを自分の中でどのように使える知識にしていくかという方法は、勉強した人でないと分からないなと思います。

 

そのため私は、大学に非常に感謝しています。

 

そんなに優れていない大学ですが、それでもそうした勉強の仕方を学ぶことができるのです。

 

「ネットで学ぶ」は嘘である

今「大学に行かなくていいよ」と言う人たちのほとんどが、サロンを運営しているわけで、自分のサロンに入れたくて、そういうことを言っているわけです。

 

ネットで学べると言うのは本当に一部のものに限定されます。

 

特にYouTubeで学ぶといっても、それはひとつのきっかけにはなると思いますが、それで何かを学んだとは言えません。

 

最近、芸人のYouTubeが話題になっていましたが、知識はかなり間違っていたと言われています。

 

ネットで学ぶと言うのは、「5分で〇〇を理解する」のような形で、ざっくりとした理解をさせようとしているのだなと思います。

 

しかし、実際に5分で理解できるようなものはありません。

 

またそれで理解したと思ってしまうことも危険です。

 

ネットで学ぶよりも、大学で学んだことでネットの情報を判断できるようになることの方が大切ではないかなと思います。

 

まとめ

まだまだ「大学なんか行かなくていいよ」と言う大卒者がいて、「君たちは大学行ってるじゃないか」と思うわけですが、まぁ、自分のサロンに入れたいんだなと思って見ています。

 

そういう発言に騙されないで、大学に行ける方は大学で勉強することをおすすめしますよ。

 

 

 

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とっしー@教育スタートアップCOOのnoteもあります