昨日は、お大師講
色々なルールがある事を初めて知った。

例えば、お供えをする膳は、お大師さま(弘法大師 空海)に召し上がっていただく物なので、お大師さま側に御膳が向くように供える。

メニューは、精進料理だが特に決まりは無いそうで、夕飯用に作った物をお供えした。
ご飯、冬瓜の吸い物、煮物、オクラの胡麻和え、紅白なます




お賽銭は、各自100円と決まっていて、主催者が最初に賽銭箱に入れておく決まり。
講の終わりに、前方に座っている男性達が勘定して、それを講組の郵貯の口座に入金する。

足りないと、やや騒がしくしていて、我が家が賽銭を入れ忘れている事に気づいて、慌てて100円を入れた。

認知症の母は、今日がお大師講だと言うと、急に調子が悪いと言い出す。
結局、当てにはならないので皆さんと一緒の席で近所の皆さんと世間話しをして過ごしてもらった。
おかんき(御看経)が終わって、お茶菓子を皆さんにお出ししてから私もお話に加わった。
久しぶりに会う方もいて、話が弾んだ。

おかんきとは、お大師講で般若心経などを唱える事を言う。

母は、同じ話を何度もするので、何回目?と聞くと、母の隣に座っていた人は、両手を広げて応えてくれた。
10回も?
良く我慢してくださった。

ご近所の皆さんのご協力もあり、無事にお大師講を終えることが出来た。