バイデンは知っている?根っこの問題を。でも解決する気はない。トランプはビジネス。損得しかない。アメリカファースト 従来のアメリカ大衆感覚に近い。他国の便宜は二の次。経済重視,国際問題は国民共通のインタレスト(興味・利子)ではない。

ミュンヘン演説とは?

  2007年ウラジーミル・プーチンが語った不満。「ミュンヘン安全保障政策会議での演説」アメリカ一極世界に向かっていた冷戦後の世界へ一石投じ,ロシアの転回点と言われる。

  Natoがルーマニアとポーランドに防衛配備,Nato拡大。ロシア不安拡大。これは不当だ。西側はプーチンロシアを除け者にし,拒絶した。

https://cruel.hatenablog.com/entry/2023/01/30/040211

「『アメリカはNATO拡大やミサイルで一方的にロシアをいじめるばかりで許せん。もっと対等に扱え。宇宙軍拡禁や核不拡散の徹底、⺠⽣⽤⼦⼒の核燃料 サイクル確、市場開放と平等な経済関係などで協をすすめ、オレたちに発言力を認めろ』との論旨」2014年や2022年のウクライナ侵略の出発点だという。

 

フランクリン D・ルーズベルトが第二次世界大戦勃発の最初の数日で述べたように「どこかで平和が破られたら、あらゆる場所の万国の平和が危機にさらされているのだ」この言葉は今日でも重要なものです。ちなみにこの会議のテーマ——グローバルな危機、グローバルな責任・・(その後の議論・・2007年2月10日 同上)国連憲章・・・最後の手段唯一仕組み。

核兵器削減プロセス継続確保を提言している。ロシアは核兵器不拡散条約や、ミサイル技術の多国間監視レジームを厳格に遵守しており、今後も遵守するつもりです。こうした文書に含まれた原則は普遍的なものです。(メルケル首相への文書) アメリカは隠れて武器倉庫・・装備している・・・,と。

ロシア移民ロビー抱えるトランプ・オーガナイゼーション~人的ネットワーク

 

ロシアのチギリンスキー

アメリカ上流社会に仲間入りした。モスクワ市政府と緊密協力。高官と共同事務所だった。地域に石油を供給する会社のオーナー。NYのロシア移民・サピア(同じジョージア出身)通じて契約。 1975年NYに移住,KGB支援。ソ連を顧客に商売して成金に。ビジネスパートナー,キスリンはウクライナ・オデッサ出身移民。KGB関連ギャング。1970年代トランプと面識もった。ロシア隠し金のハードカレンシーは700台のTVに替わった。トランプタワー建設にも,当時トランプは借金地獄にいたが,ロシア移民が関わり(ロシアからの裏金により)彼を救った。」【『PUTIN’S PEOPLE~プーチン ロシアを乗っ取ったKGBたち 下』(キャサリン・ベルトン著)】

 

 チギリンスキーは,ドナルド・トランプのオーガナイゼーション,ロシア移民の一人にすぎない。大人物なのに何も知らないKGB進歩派の人々。ソ連崩壊以前からのつながりがあった。プーチン・ロシアのウクライナ侵攻につながっている。

 人的ネットワークの罠 

戦後50年余りが曲がり角だったのか・・・・・・

 

賭博 アメリカ東海岸最大のカジノ,ニュージャージー州アトランティックシティのタージマルは不動産王・トランプ氏の賭博場である。50億ドル借金抱えていた。ロシアマネーが接近し,ウィン・ウィン関係を作る。多額債務 所有のヨットとジェット機を売却,債務整理。どれだけ贅沢をしてきたのか? 凡人には想像もできないし,堪忍袋に悪い?から「見ない・聞かない」猿まねをしてきた。ウォール街の大人物など雲の上。ヘッジファンドのカール・アイカーンはチギリンスキーの知り合いだった。

チギリンスキーは常にトランプの傍らにいた。カジノでは利用者に人気のロシアマフィア映画上映。トランプの破産,脱したのはロシアロビーストたちのお蔭もある。タージマルは利益に転ずる。しかし不透明な会計であった。クリアーでない投資先を探していたロシアKGBマフィアだったのだ。フロリダのパームビーチの豪華な別荘,ゴールデンナゲットのカジノオーナーと親交のあったチギリンスキーはKEY PERSONなのだ。大金を地下で流れさせている現実を知らないと・・・。

 

じゃ,聞くが・・・どうして豪華宮殿を夢見ていけないのか。ロシアだってアメリカ同様甘い汁を飲みたいのだ。アメリカ一極にはさせられない! 小国だって。

同じ穴のムジナ? 核兵器削減を訴えていたのに・・・世界を破滅へと導いている大国たち。戦勝国と先進諸国は何をしてきたか。

多額を賭ける人を「ハイローラー」と呼ぶらしい。水原一平氏はハイローラーである。トランプ元大統領もハイローラーである。多額のカネはどこへ消えたのだろうか。ロシアマネーはソ連以前のロシア正教皇帝国への復活のためであった。ハイロールは尋常ではない。合掌