『世界ふれあい街歩き』 「ウロツワフ」

聞えるのは,英語ではない。ロシア語風に聞こえる。ポーランドだった。道理で・・と。

「Wroclaw ポーランド南西部・・・」とある。ドイツではBeslau  県の県都だという。ドルノシロンスキェ県という表記は何語かな?日本語? いや・・英語ではないから,ボーランド語? ドイツ語?ロシア語? 分っていない。

 

定年前のある授業から帰ってくる間のALT Assistant Language Teacherとの 短い会話で,

英国出身の若い男性だったが,話の流れからどこの国に興味があるかと問われ・・・「ポーランド」と私は答えていた。なぜ脈絡もない短い会話を覚えているのだろう。フシギである。

私はナチス・ヒトラーによるユダヤ人殺害,その象徴であるアウシュビッツを読んでいただろう。その後も折に触れ,たとえば,『アウシュビッツの図書係』で再び勉強したものだ。ドイツだけでなく,ロシア側もホロコーストを仕返ししていた。民族同士の国を超えて対立。抗い,対立・目には目をの報復の繰り返し・・・欧州は暗い歴史の足跡が多い,今もなお続いている。

ウクライナは目下の焦眉だが・・ユーゴ問題は未だに解決してはいない。消し炭のようにくすぶっているようだ。  合掌