訳者はなぜか三名の日本女性か。2003年集英社一刷。
魯迅は有名なのに,知らな過ぎる。その名前だけでも本が売れるのかな。
魯迅を知ろうと思って開いたら残念な結果だった。子どもからの目線で体験が語られている。詳しい中国事情が分かるが,一種の自分史だろうか。子どもは魯迅の子だろうが。母親との写真が何度も出てくる。魯迅は中国ではあまり尊敬されないのでは?
国民党側に寄った叙述なのだ。面白くなかった(失礼)。毛沢東思想の方がいいと思わせる結果になる。国民党が中華民国を成立させている。過渡期なのだ。中国内戦・・馬賊匪賊が参考となる次第。八路軍は何だったのか。あまり関心を引かないが,孫文率いる辛亥革命など変革の嵐・・・関東軍との衝突,民兵?の多さよ。いくつかある人民軍,紅軍警察治安部隊,軍隊の活用,力には力を充て取締る?給料で部署を変える若者もいただろう。博奕や肉体労働で稼ぐ荒廃した農村,上層部にいる娘たちは,かわいかった。家族で映る写真の少女たちは良家の御嬢さんか。品位と高貴さがあった。地主や財産家のプライドがあるようだ。画像は参考になる。著者は7歳だった。ひとりっ子?で,魯迅は何人か妻を持っていたようだ。日本にも。中国では少なくても二人以上いたことになる。その娘たちとの交流が別な意味では面白かったが。政変?で家族が増える。妹は5才,姉二人は長姉は4つ以上離れていた。充分だと思った。ありがとう,南無。