上手な受診のコツ
今、「うけコツ(上手な受診のコツ)」を、皆さんに広めようという活動をしています。
と~っても簡単に言えば、要点は2つ。
①飲み余した薬の量は、主治医にきちんと伝える。
(言わないと、指示通りきちんと飲んでも、この症状だと思われます。飲めなかった理由も話しましょう)
②受診する時は、メモを持って受診しましょう。
「うけコツ」は、『統合失調症薬物治療ガイド』(新興医学出版社2200円送料込)を基本にしています。
買わなくても、こちらで無料で読めます。
8ページが見本のメモです。↓
https://www.jsnp-org.jp/csrinfo/img/szgl_guide_all2022.pdf
こんなにメモを書くのが大変と思ったら、今聞きたいことを、1,2,と3つ以下くらいにまとめて、簡単な理由も付けたメモを2枚作って、1枚を医師に、1枚は自分で持って、診察を受けると良いでしょう。
なお、診察時間は短いことがほとんどです。もし長く相談したい時は、あらかじめ「相談があるので、〇〇分くらい時間を取って欲しい」と話しておくと、午前中の最後などにゆっくり話せると思います。
大勢の患者が待っている時に長々話されると、医師も困るので、短い時間で充実した診察時間になるように、メモをぜひご利用ください。