大久保俊克 二十一年四月七日

俳句
●花が咲く三重奏の珍事庭 俊克
●句を詠んで石南花増やし好きな父 俊克
●宵闇に感動ライトさくら堀 俊克
●ネモフィラの淡いブルーの春の海 俊克
●二年ぶり曳山祭制限す 俊克
⦿春海が土佐の白波室戸岬 俊克
⦿春海が土佐の白波室戸岬 俊克
●瑜祇塔の天と地一重春薬師 俊克
⦿純白の洗われ心水芭蕉 俊克
●ひとときの桜あちこち民家庭 俊克
●漫才で実家が旨い春メロン 俊克
⦿散り始め堀の水面に花筏 俊克
●花色の斜面南の徐々に咲く 俊克
⦿弧を描く春空光る白馬村 俊克


短歌
⦿目撃の夕が見つけぬ日本鹿
勢い移動角生えの鹿 俊克


2021年4月7日