曽野綾子さんの文より | セラピストの毎日簡単美味しいやさしいごはん【東京町田市発】

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カラーヒーリングサロン&スクール主宰
セラピスト・マネーヒーラーとして活動している私の食事ブログです。

先日の読売新聞の作家の曽野綾子さんへの克服へというタイトルのインタビューより~


国家に頼らず自ら行動を 


私たち日本人は戦後の復興と高度成長を経て有頂天になっていた。
今回の東日本大震災によって、甘やかされた生活がこれから続くという夢が打ち砕かれた。
というはじまりで書かれています。
筆者は海外援助活動でアフリカへ出かけていたので、「欲しい」と思えば何でも手に入る社会は異常社会だと。
電気・水も止まるものと思っているから、自宅の瓶に水を取りおき、練炭、炭、火鉢、カセットコンロも常備、手元にはいつもビスケット、懐中電灯、水を用意しているそう。

「安心して暮らせる社会を作る」と政治家は言うが、そんなものはありえない。
それらに依存することなく、めいめいが自分で考え、行動する癖を身につけるべき。
それは他人の痛みも部分的に負うことでもある。
被災地の支援も国家に頼るだけでなく、「痛い」と感じるくらい自らのお金を出し、出さない人は人権だ権利だと言わないことだ。

東北地方のかたについては、雪深い冬を生き、過去には津波や貧しさを経験し、日常で耐えることをや譲ることを知っている人たちだから礼儀正しく苦しさの中でも微笑を忘れないのであろうと。
耐えることが出来る人は美しい。
人間は本来苦しみに耐えるように出来ている。
ところが、最近の子供たちは欲しいと思うものを何でも与えられて育った。
子供に耐える経験をさせることが大切だ。

アウグスティヌスは、「すべて存在するものは善いものであると」言う。
この世にあるもの、起こるものには意味があるということだ。
今回の事態から何を学ぶか。一人一人が考えることだ。 ~一部略~


この記事を読んでとても考えさせられた一人です。
犯人探しだけでなく、自分を信じ考え行動すること。
今私たちに課せられている課題の気がしました。



FELICEの種☆スピリアリストToshihoより☆