というわけで2泊3日のガンマナイフ入院へ。
4か月前の開頭手術のような恐怖心はない(というか前がつらすぎたので耐性が出来たのか)が、
やはりフレーム固定に対する怖さ、
放射線を浴びることへの恐怖は多少なりともあった。
(1日目)
・入院手続き
・シャワーによる洗髪
・明日のガンマナイフに備え静脈のルートキープ
以上。
先週の外来で必要な造形MRIや各種検査も済ませていた為、
ほぼやることなし。
(2日目)
・朝は絶食
・8時 点滴開始
・9時前 謎の痛み止めを点滴注入
・9時 ストレッチャーにてガンマナイフ室へ
・起こしたベッドに座り、フレーム固定
一般的にはフレーム固定→病室待機→ガンマナイフ治療
なのだが、どうやら私は1番手の治療者らしく、
病室に戻らずこのままガンマナイフ治療へ進むらしい。
ラッキー!!はよしてもらった方がはよ終わる!!
たぶんここが山場なんだろう。
主治医先生にフレームを見せていただき、
「今からこれをはめていきますね、
ちょっと眠くなる薬を入れますね~」
さあさあ鎮静剤投入きたぞ。
鎮静剤で痛みをやわらげてくれたまえ!!
顔への4か所の局所麻酔、
ピン留めの痛みやいかほどに…!!
…。
いつの間にかタイムリープする私。
…。
あれ?
気が付けばガンマナイフアイコンの中にいた。
…マジか。
あたりを見回す。
MRIよりは広いな。
顔の周りには…フレームもうついとるやないか。
あれ、これもうガンマナイフ治療中やないかい。
CD持ってくるの忘れた(というか看護師さんに何も言われてなかった)
けどなんかエンヤ的なヒーリング音楽や、
ディズニーミュージックがどこかから聞こえてくる…。
と思ったらまたタイムリープ。
…。
起きたり寝たりを繰り返す。
(終了の合図)
あれ?もう終わり?むにゃむにゃ…。
鎮静剤からここまで1時間半、体感15分。
「お疲れ様でしたー!
それでははずしていきますねー!」
顔にささったピンを外していく。
これはちょい痛いくらい。
ネジがキュッキュキュッキュとこめかみやら後頭部からはずれていく感覚の気持ち悪いことよ。
その後無事ストレッチャーで病室へ帰宅。
30分~1時間程、まあまあな頭痛が発生するが、
耐えれないレベルではない、その後消失。
臨時の朝ごはん、昼ご飯をもりもり食べ、
吐き気もなく終了。
病院の方法や、個人差はあるが、
順番と言い、痛みの緩和と言い、
過去の経験者の方々のブログから鑑みても、
私はかなり楽に終わった方かと思われる。
昼すぎにぐるぐる巻きの包帯をとってもらい、
絆創膏をはる。
ミッションコンプリート。
・夜は入浴禁止
(3日目)
・10時退院
迎えにきてくれた家族と共に、
主治医先生に今回のガンマナイフ治療の説明を受ける。
・12グレイの放射線量を使用
・2~3年は大きくなる可能性はある
・9割型その後消失していく
これで出来る限りのことはした。
あとはしばらくは経過観察の日々が続く。
再度開頭手術をすることにならないよう強く祈る。