入院15日目 手術後7日目 全抜糸 | 聴神経腫瘍日記

聴神経腫瘍日記

聴神経腫瘍という症状が発覚し、今後の同症状の方の参考になればと思い備忘録を残していきます。
2023年9月 病気発覚
2023年10月 開頭手術実施

体調はここ数日さほど変化なし。

 

睡眠も1~2時間に1度目を覚ますが、特に問題はない。

 

このあたりから毎日暇だな~と感じてくる。

 

リハビリも相変わらず事務的。

療法士の方も、もう少し人によって

対応やリハビリのレベルを変えても良いものだが。

病院にいると、いろんな方から

「若い」

という言葉をかけられる。

もう40歳なのに若いというのは違和感があるが、

確かに入院して2週間経つが、自分より若い患者さんを

見かけたことがない(小児・産婦人病棟除く)。

リハビリも良くていらっしゃる中でお若い方は

60代くらいである、社会の縮図なんだろう。

リハビリも高齢者向けのメニューで当然なのかもしれない。

 

いよいよ全抜糸。

今日は副部長先生が抜糸を行ってくださる。

半抜糸同様、大して痛みはない。

ただ、おでこにもホッチキスが止められている。

これは手術時の体の固定の為の模様。

おでこのホッチキスの抜糸は痛かった。

半泣きになって、傷から流血したが、

これで傷口の縫い糸やホッチキスもすべてなくなった。

 

寝ているときふと右に寝返りをうつと、

枕にホッチキスがあたり、

ハッとして左に体制を直していたのだが、

今日からは気を付けなければいけない。

(先生は別に傷口を枕につけても良いとおっしゃるが念の為)

 

入院から2週間以上経過し、

ホームシック気味になってきたので

今後の検査は何があるか、

いつ退院できるか副部長先生に尋ねる。

「抜糸も終わり、術後の経過も問題ないので、

 当初の予定通りもう少しリハビリを行い

 経過を見てもいいですし、

 としさんが家に戻れると思ったら

 退院していただいて結構ですよ~」

 

ぬな!?

 

退院してよいだとおおおおお!!!???

 

退院して良いならば今すぐにでも退院したいのだが?!

 

「ご家族と相談して退院日を決めていただいて結構ですよ」

「ということは明日明後日とかでも良いのでしょうか!?」

「退院が決まったら退院手続きや、

 その際にご家族への説明がありますので、

 一度この日に退院したいと相談いただけますか」

「わ、わかりました!!!」

 

なんか急にゴールが見えてきた!!

別に病院に居ても息苦しいだけで、自宅の方がよっぽど

リハビリになる、そして何より家族と過ごしたい!

 

親や妻と相談し、

2日後の土曜日であれば妻も仕事が休みで子どもたちも

小学校が休みで都合が良いので

2日後の土曜日退院希望で先生に伝える。