一週間くらい前から背中が痛くなった。

ちょっと筋トレしたし筋肉痛かな?と思っていたら

どんどん痛くなる。

とりあえず掛かり付けの病院へ。

「そこは筋だから、痛み止めと緊張をほぐす薬出しとくから」と先生。

二日後、どうも筋肉痛とは質の違う痛みが・・・

夜中に痛くて眠りがさめる。

出勤途中にある別な病院へ行ってみた。

「肋間神経痛だね。」

症状も当てはまり、これがほんとだと納得しながら帰ってきた。

その夜、激しい痛みで眠ることもままならない。

朝、痛む背中を見てみると赤い発疹が。

「帯状疱疹?」

すぐ最初の病院へ。

「そうだね、帯状疱疹だ。」

ようやく、病名が判明した。


帯状疱疹は痛みが出始めてから発疹が現れるまで

一週間くらいかかり、診断が難しいという。

帯状疱疹のウイルスは

子供の頃によくかかる水疱瘡のウイルスと同じもので、

水疱瘡が治ったあとも体に残っている。

疲労や外傷、老化、免疫抑制剤などにより体の抵抗力が落ちると

潜んでいたウイルスが活発になり発症する。


最近、途方も無い精神の重圧に苛(さいな)まれ

病気になるなと予感していた矢先の事だった。

抗ウイルス剤を処方してもらい薬局へ行くと、

薬剤師がまわりの人をはばかりながら、

「ヘルペスですか?」と聞く。

そう、性器ヘルペスと帯状疱疹ウイルスには同じ薬が使われるのだ。

こんなことなら性器ヘルペスにでもかかればよかった。



いや、やっぱりそれはいやだ。

そうじゃなくてよかった。