先日、テレビのビデオ録画を整理していましたら

2010年の映画 「桜田門外ノ変」が録画されているのに気づき、視聴しました。

大沢たかおさん主演のヒット作品でしたね。

ご覧になった読者さんも多いと思います。

翌年にテレビ放映されて、それをビデオ予約したまま視聴しそこなっておりました あせる

まだブログも書いていない頃で、もちろん新選組には興味を持っておりましたが

幕末のことにもそんなに詳しくはなく、ただなんとなく録画したままでした。

映画詳細は、こちらをご参照下さい 下矢印

 

 

映画は「水戸藩開藩四百年記念」と銘打ち「幕末リアリズム」のキャッチコピー。

水戸藩士たちが襲撃に至るまでの経緯や、それぞれの逃避行のこと、

そして主人公・関鉄之介の捕縛・斬首。

 

映画ですから、俳優さんの演技や演出に心が惹かれます。

ストーリーは原作者や監督の解釈・伝えたい意図に、沿ったものになります。

「見せ場」を作る為に、創作シーンを作ることもあるでしょう。

たぶん、歴史にこんなに興味を持って調べていったりしていなければ

素直に共感や感動を受けて、「桜田門外の変」をわかったような気になるのだろうなと

様々な登場人物の感情に泣きながら、一方で冷めている自分がいました。

作品の批判をしているわけではありません。

この映画じたいは、とても良かったし見ごたえありましたよ ニコニコ

 

ちょっと話が脱線しちゃうのだけど、この映画を見て私は

「関鉄之介」のことを、ちゃんと調べてみたいと思いました。

いや、調べると言っても、思ったのと実行するのとではまた違うのですが キョロキョロ

ただ自分で調べてみるまで、「関鉄之介」を語ることはしない。

というか、できないなぁ。。。

「大沢たかおが演じる関」を語ることはあっても、ね。

映画や小説などを「入口」にするって、そういうことなんだろうな。

この映画に限らず、です。

 

あ~、もちろん、時代物の映画やTVを、素直に楽しむのは有りですよ。

「大沢たかおが演じる関」は語れるというのは、そういうことです ウインク

 

さて、私のブログではお馴染みのSさまに

「桜田門外ノ変」を観たよ~ とメッセージしたら

この映画撮影時のオープンロケセットを見に行っていたんですって キラキラ

 

オープンロケセットは「千波湖」の湖畔の公園エリアに作られたそうですが

(2013年3月31日閉館)

この「千波湖」というのは、水戸偕楽園の「好文亭」から見えた湖。

 

 

その時の写真を公開しても良いと承諾を得たので、一部を載せようと思ったのですが

あまりにご紹介したい写真が多かったので、次回に多数載せます。

約2億5000万円の巨大オープンセット」だそうですよ びっくり

 

     ふりなからきゆる雪あり上巳こそ 

       (「豊玉発句集」より)

 

 

   

 

☆2020年2月23日刊行「新選組史再考と両雄刀剣談」
   購入方法は、https://ameblo.jp/tosi0531/entry-12577066757.html
   正誤表   https://ameblo.jp/tosi0531/entry-12582143636.html

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   2021年12月29日  汐海 珠里