先日、14日のあさくらゆう先生の講演会、レポです
午後からという事で、お友達とランチ
久しぶりにガッツリとお肉を頂いて、スタミナ確保
最寄り駅沿線の駅まで送って頂きました
流石に、もう何度も行った道なので迷子にならず、到着
その日は余裕のお時間です
それでも熱心な方々が、すでに結構いらっしゃっていました。
私も前から2番目の真ん中の席確保
今回も有難い充実のレジュメ、9枚です
つい前日に発表された、龍馬さんの書簡。
暗殺5日前に、福井の中根幸江さんに宛てたお手紙の資料も
はじめに、そもそも「大政奉還」て何
からスタート。
征夷大将軍の事や、大政奉還のメリット、デメリット。
そしてその時の老中・板倉勝静さんの履歴、
また慶応2年~3年にかけての出来事など、詳しく解説して下さいました。
板倉さんというと、私などはまず新選組との関わりの中でしか知識がなく
彼の幕府内での立場やスタンス、慶喜さんとの関係など
今迄欠けていた部分の知識が、補われるような満たされた感
大政奉還の上表文や、前日の倒幕の密勅。
その数日前における会津藩や板倉さんの書翰など、緊迫した雰囲気が伝わってきます。
大政奉還後の、王政復古に至る経緯。
その後の戊辰戦争へ繋がり。
先生のお話の中に、ちょこちょこ「新選組」も登場して、
あっという間の1時間40数分。
少し延長して下さいましたが、まだまだ聴いていたかったです
終了後は先生と個人的にもお話でき
資料も頂いたりして、本当にありがとうございました m(_ _ )m
失礼を顧みず、今年も手帳にサインをお願いしてしまいました
快く応じて下さいまして、ありがとうございます m(_ _ )m
一年間、常に持ち歩く手帳です。
「研究者」としての先生の「姿勢」を見習って
私も一生懸命に、いろんな事柄に向き合っていきたいと思います。
☆おまけ
あさくら先生に誠のピンバッジと、
こまめ作成のストラップを差し上げちゃいまいした
先の記事でもご紹介しましたが
新選組刀剣研究家・権氏作成のピンバッジ。
デザインをお手伝いさせて頂きました。
娘のこまめが、チマチマと作っている「パン」 (笑)
すみません、ちょいと親ばかな宣伝です
愛用して下されば、嬉しいです
☆余談
ピンバッジをあさくら先生に差し上げましたので、
権氏にお電話にてご報告しましたところ
講演会のテーマ、「大政奉還」のお話になりました。
その時
「あの大政奉還の写真あるでしょ」
というお言葉から、私がすぐにイメージしたのは「場所」。
有名な邨田丹陵さんの「大政奉還の図」は
一般に大政奉還が行われたといわれる「二条城大広間」ではなく
「黒書院」であるという事。
実際には10月15日を表したものではなく、
13日に二条城にて、慶喜さんが諮問した様子を描いたものとも言われています。
で、広間なのか黒書院なのか、みたいなお話なのかと
目まぐるしく頭の中を駆け巡る情報
そして、次のお言葉。
「あの慶喜の横に置かれた刀が…」
そっか、「刀」なんですねっ
私など、思いもしなかった視点です。
同じ一点の絵、ひとつの史料においても
人によって見方、解釈の仕方の違い、
見るポイントの違い、感じ方の違いがあるのですよね
これって、すべてのことにいえる事なのですが
大変に面白い事でもあるし、
非常に難しい事でもありますね
とても有意義に過ごさせて頂きました一日でした。
2017年睦月17日 汐海 珠里