こんにちはkotobadaisukiのtosi-bです
昨日 「恩師の日」の記事を書いていたのですが
後もう少しで完成というところで
突然文字化けをしてしまって
マウスを動かしていると全部消えてしまいました
せっかく書きかけたものだから、残念でなりません
今日もう一度リベンジすることにしました
学校の先生との思い出はある？
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恩師は、私の高校の時の書道の先生です
高校の選択科目は書道を選びました
仮名の部の世界ではかなりの実力者で
東野美周という男性の先生の指導を受けました
ぱっと見はおじいさんですがあの当時にしては
大柄で矍鑠（かくしゃく）とされていました
そんなわけで、通っていた高校では1年生の初めから仮名文字だけを
習っていました
いろはにほへと～んまでの基礎練習と
短歌のちらしなどを専門的に指導していただくことになっていました
書けた字を見ていただくときは
まず、どんな生徒にも ダメ出しはされず
「オタやんまめなか達者なか」とか
「田舎まんじゅは小っこてまるい」などと言いながらの
添削指導をされました
そう言われてみればなるほど
お多福みたいにしもぶくれの字や
お饅頭みたいなまん丸い小さな字なのです
生徒たちには先生の添削指導は楽しい時間でした
朱で〇をつけるときは
小っちゃな小っちゃな〇は、おまけの〇
少し大きい○は、まずまずの評価
さらに少し大きめの○は、よくできました という段階で
つけていただきました
お清書には 優 秀 可 良の評価がつきます
私は たいてい優か秀をいただいていました（自慢話）
書道の時間が楽しみで教室移動が苦になりませんでした
2年生の夏休みが終わって2学期が始まったときに
ショックなお知らせを聞いたのです
美周先生が体調を悪くされて長期間の休暇を取られるということで
代わりの先生が既に決まっていました
小山先生という中年ぐらいの男性でしたが
漢字専門の先生だったのです
2年生の2学期から、万葉集や百人一首の短歌のちらしを
教わることになっていたのに
美周先生は私たちの卒業までお休みされました
とうとう 美周先生からは作品作りの指導をしていいただけないまま
卒業となってしまいました
小山先生の漢字指導は丁寧で
ポイントや全体の空間の活かし方などを教えてくださいました
これまで、小筆と少量の墨と仮名用の半紙で練習していましたが
大筆とたっぷりの墨と漢字用の半紙での授業となりました
小山先生は私の字に、いつも朱で三重〇を入れて
「上手いなあ このはねは完璧ですねえ」とか
「字にメリハリがあっていいですねえ」とか
お褒めの言葉ばっかり
「ほんまやろか？ 褒め過ぎと思うけど」と私は心の中で言っていました
クラブ活動も書道部でした
小山先生に、仮名条幅を教えていただけたことは
後に本格的に書道を学んだ時にとてもありがたいと思いました
こうして
お二人の書道の先生から貴重な指導をしていただけたことは
今でも感謝しています
今日はお天気が良くなかったので煙がぼんやりしています
ご訪問いただきましてありがとうございました
