親子展作品にエッチング版画は版をつくることと刷る作業がある。過去、現代の作家の版画は鑑賞しても、自分がつくるとなると、簡単ではない。高校の授業で指導はする。作品の良さ、工夫の余地は語れる。しかし、自分がつくるのは素人である。居直って、ドローイングの延長として、エッチング作品を昨日刷ってみた。モチーフはヴェネチアの取材から。一点は孫を入れ込んだ。版の刻み、腐食状態も手探り。自分のこだわりのモチーフなので、飾ることになるか。