島そのものが世界遺産であるヴェネチアは、現代のアートを招聘したイベントを組んでいる。

1895年から開催されている現代美術の国際美術展覧会ヴェネチア・ビエンナーレだ。

が出展単位となり、参加各国はヴェネチア市内のメイン会場となる公園やその周囲にパビリオンを構えて国家代表アーティストの展示を行う。

国同士が威信をかけて展示を行い、賞レースをすることから、「美術のオリンピック」とも称されるそうだ。

そういえば最終日に行った神奈川県立近代美術館 葉山「飛葉と振動」展の若林奮先生は、1980、1986年のヴェネチア・ビエンナーレに出品していたのだ。

五日間の海岸通りのランニングで会場前を通っていた。

ムサビで指導を受けた先生の作品が並んだ場所。なぜか少し嬉しくなった。