制作への刺激を求めた旅。取材スケッチをしなければ。


出発前に世界堂でスケッチブック三冊購入。着彩用具も携帯しました。

実際にスケッチしたのは、たまたま持参した「無印良品」24頁の13X13cmの絵本ノート。

ドーハまでの機内でメモを始めたことから余白のスケッチが始まりました。

ボールペンの線も意外にスムースで、出来事をメモした脇に五日間朝食をとったカフェの状況も描く。調子にのってきたらページが無くなり、ドゥカーレ宮殿のショップで楽しいイラストが表紙のメモ帳を購入して描き続けた。


ヴェネチア本島内は自動車、オートバイは通行しておらず、主たる移動手段はヴァボレット(水上バス)。一日乗船券を購入して、船の窓側後部座席に陣取り、斜め前に乗ってくる人を描き始めた。

 

乗り降りの人は入れ替わるので、モデルは豊富。多国籍である。

ひざ上で描いているので周囲から覗かれることもない。

午後六時過ぎには35枚の頁が無くなる。ローマ広場そばで偶然「無印良品」店舗を発見。軽くて頁が沢山あるB5「らくがき帖」80枚を購入。

 

日本での売値は¥92。支払は€30。復路の航空機内で描きつくしました。

安い、使い易い、さすが「無印良品」。ありがとう。いい文具です。