昨日22日は、年末ジャンボ宝くじ最終日でした。


落語「富久」を思い出しました。


火事と富くじがモチーフになっています。当たり札を保管していた長屋が、留守中に燃えてしまいました。果たして、幇間(たいこ)の久蔵は、千両を手に入れられるか。

一部、落語「富久」の舞台を歩くより

~・・・・長屋は丸焼け。ガッカリして横山町に戻って居候をしている。


旦那の好意で元のお客さん回りを始めるが、深川八幡で興行される富の当日、見事千両富に当たる。 


しかし、富札が無くては一文も貰えないと分かると、気落ちして安倍川町に戻ってくる。そこで鳶の頭に会い、大神宮さんの神棚を火事場から持ち出したという。


気が触れたようになりながら神棚を開けると、富札がそこに無事有った。


無礼を頭に詫びて、いきさつを話すと、頭は「この暮れに千両、おめでたいな~、おい、久さん、どうするぃ」、
「へぇ、これも大神宮様のお陰で


ございます。ご近所のお祓い(=お払い)をいたします」。~



最終日、横浜駅で年末ジャンボを5枚買って神棚に納めました。