ニュースで、「重大な危険が差し迫った異常事態」の記録的豪雨での鬼怒川堤防決壊を知る。
木曜日は向の岡工業高校での仕事。
グランド側の道から土手を上る。ふと、思い出したのは、「岸辺のアルバム」。
調べなおしたら、不倫やレイプ、失業、受験戦争などの社会問題を織り込み、家族の意味を問い掛けた山田太一さん原作のテレビドラマ。
「岸辺のアルバム」(1977年)のクライマックスは、74年の多摩川水害がモデル。家屋19戸が流失した東京・狛江の現場。
約260メートルにわたる堤防決壊の一因となった「二ケ領宿河原堰(ぜき)」。
この画像は二週間前に写真を撮ったもの。
今回は多摩川堤防決壊はないけれど、今後いつ「重大な危険が差し迫った異常事態」があるかわからない。