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ヴラド3世、通称ドラキュラ伯爵が住んでいたとされるブラン城。森深く緑多いルーマニアのトランシルヴァニア地方に残るブラン城は、ドラキュラ伝説のモデルにもなったお城。

けれど実際に城主として住んでいたのは、ドラキュラ伯爵、ヴラド3世の祖父ミルチャ老王。ヴラド3世は父ヴラド2世と一緒に何度か訪問しただけ、、、。なんや、それ、笑?!
画像はお祖父ちゃま。やっぱり面影あるよね。そっくりかも〜!

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ただ、このお城、いかにもドラキュラ伝説にぴったりな人里離れた崖の上に建っている。
まぁ、お祖父ちゃまが住んでいた訳だから全くの無縁でもないよね。お城の内部にはドラキュラ伝説に相応しい?!拷問道具や地下牢、秘密の通路などが残されている。こわっ!

日本語でドラキュラとは吸血鬼の総称みたく解されているが、これ実は間違い!
ドラキュラ伯爵のドラクルとは人名で、父ヴラド2世が神聖ローマ帝国からドラゴン騎士団の騎士に任命されたため、ドラクル (竜公) と呼ばれていて、ドラクルの息子だからドラキュラ、ラテン語では Drakulya ドラクリヤと表記された。

因みに英語の Dragon ドラゴンは語源がギリシャ語で、Drakon ドラコン 目の鋭い生き物というのが原意。キリスト教では悪と罪の象徴で、翼と長い爪を持ち火を吐く想像上の怪獣、竜を指す。力強さのシンボルでもある。
イタリア語では Drag ドラゴと言い、俗語では逆説的に優れた能力を持つ人物のことも表す。

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要するにドラキュラ伯爵は竜公の息子で、悪と罪の子供でもあり、残忍な性格でありながら、ワラキア公国をオスマントルコの侵略から守った英雄でもあった。
お顔をみれば強面の吸血鬼のイメージだけど、じっくり拝見すれば、正義感溢れるイケ面とも言える、苦笑!

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ところで、実際にブラン城に長く住んでいたのは、ルーマニア国王フェルディナンド1世の妃、マリア・ア・ロムニエイ (1875年-1938年)。
彼女の亡骸はお城の裏庭の森林墓地で安らかな眠りについている。アーメン。

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