最近のニュースで話題となっている太陽光発電の電気量買取額が倍額の48円へ法改正。
ニュース等では・・・
『以前は、元をとるのに20年間かかっていたのが、法改正で約10~15年で元がとれるようになりました』
との話がでています。
しかし、実際は・・・
太陽光+エコキュートの額で、通常の住宅との差額が・・・ 約230万円 (地域により異なりますが・・・)
試算では、その差額(230万円)を何年で0円にできるかを算出しています。
ここにトリックがあります。
どのようなトリックであるかといいますと…、
『世間一般で住宅を購入する際に現金のみで購入される方の割合はどの程度であるか』
実際は大きな買い物ですし借入をするのがほとんどといえるでしょう
そのような事を考慮すると、仮にフラット35のような借入金利約3%で35年返済の場合では・・・
230万円が、利息を加えた返済総額として加算致しますと・・・、
返済総額が なんと!! 230万円 → 約370万円 になります
これは当初の金額の約1.6倍にもなります!!
そうすると、元をとるのにも(10年~15年の平均値)12.5年の場合であっても・・・
20年間で元をとれる算出となります
実際に建築業者や電気メーカーに太陽光を検討している場合は・・・
『借入の利息も入っての計算なんですか』
と質問されると・・・
電気メーカーの担当の回答: 『・・・・・・・・・』
建設業者の担当の回答 : 『・・・・・・入ってないです・・・』
との答えになると思いますよ
環境に対して貢献されたい方には大変お勧めですが、元をとる為に検討されている方(借入をされる方は特に)は、良く調べてから採用される事をお勧め致します。