
田舎の 菜の花が敷かれた大平原を2つに分けているのは1本の細いレール。
どんな電車が通るのだろう、と見ていると、
田舎の動きに合わせるようにゆっくりとやってくるのは
菜の花と同じ色した1両編成の電車。
見ているだけで不思議な気分になる いすみ鉄道
だけど乗ってみると更に感動なのは間違いありません。
清流の何十メートル上に頼りない細い鉄骨で組み立てられた橋を渡り
列車一両が通るのがやっとのような岩場と木々で作られた自然のトンネルを抜け
無人駅でお出迎えしてくれるのは静寂、鳥の声、一面の、一面の緑。
以前、日が沈み始め、空が真っ赤に染まった頃に私が乗ったときには、
それまでほとんど無人だった車両に昔ながらの学生服をまとい、
学生帽をかぶった学生たちが乗ってきました。
なんだか自分も知らないような時間にタイムスリップしたような気持ちになりました。
いすみ鉄道の景色は四季に合わせて変化します。
まだ乗ったことの無い方、千葉県外房に立ち寄る事を計画されている方、是非オススメです。
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