「ウチにはウチの事情があるんだからショーガナイ」
「判ってるんだけど こういう状況だからショーガナイんじゃないですか?」

この「ショーガナイ」という言葉…今回の地震で都内で買い占めに走る方々の口から更に更に聞かれる様になってきましたね。

この地震が起きる前からも犯罪を犯した人間の口からは
「金がなくなりショーガナクて…」
「リストラに遭ってショーガナクなって…」

禁止区域での釣りやゴルフをしている輩の口からも
「ダメなのは知ってるけど やれる所がないんだからショーガナイだろ!」

「えっ?ここで釣り(ゴルフ)やったらダメだったの?知らなかったんだからショーガナイでしょ(笑)」

などなど ショーガナイ ショーガナイのオンパレードですね。

挙げ句は 「行政がなんとかしないから」
「会社が…」「学校が…」「アイツが…」と自らの非は「…が悪いからショーガナイ」と流して こういう状況になったのは全て責任は他にあるという人が ホントに多くなりました。

かく言う私も この点においては 知り合い…というより教えを乞うているお坊さんから厳しく指摘されてきた事なんですけどね。

昔 パニック映画が流行った頃 大抵 我先に!と動いた人間は結局哀れな最後を遂げるっていうのが頭に残ってるからかもしれないけど 地震でも事故でもケガでも まず慌てないんですよね。

前にも書いたけど元カミさんは 阪神淡路大震災の時をはじめ大きな災害が起こる度に それこそひと月ぐらい暮らせるぐらいの家庭用品や食料を買い込んできては 私に叱られて怒ってたものでした。

内容がテーマから外れてしまいました。


ホントに この何日かの一部の買い占めに走る人たちは 己が逆の立場だったらなどと考えられない哀れな心の持ち主なんだろうけどこの状況が更に酷くなるぐらいなら国が戒厳令を敷くか 非常事態宣言を出して規制しない限り 改善されないだろうな。

そんな事にならない為にも落ち着きなさいよ。電池を箱ごと買い込んで 何日避難するの?パンを2斤も3斤も買い込んだり トイレットペーパーを3パックも4パックも買い込んでどうするの?

放射能には ウガイ薬が効くというデマにつられてドラッグストアに 目を血走らせながら買いに行って それはデマだと判って どう思われました?

自分自身で しっかり落ち着いて 必要最小限な物だけで 被災地の方々を応援しましょうよ。
買い占めが止まらないですねえ。
その一方で「被災地の方々に何が出来るか?」とあちらこちらのメディアで募金やら激励メッセージとかを受け付けているけれど その前に被災地を救う気持ちが本当にあるのなら 買い占めを止めるべきでしょう。

仕事で車を使う方々は当然なんだけど そうじゃない人まで大挙して押し寄せて今にもガソリンがなくなりそうな雰囲気になっていますよね。

地震が来たら車など役に立たないのに一体何考えてんだろう?

行き付けのコンビニ店長と話していたら 納品時間を聞き出して その時間まで店頭の駐車場で待ち 納品が終わったら箱ごと買っていくバカがいるそうで…
これが被災地での出来事ならあり得るかもしれないけど その被災地の方々が整然とされているのに 少しの間我慢すれば大丈夫な首都圏の人間が こんなバカな行動をしているっていうのは愚かとしか言い様がないですね。

本当に被災地の方々を思うなら 今の様な「買い占め」を止める事が1番で 募金やメッセージは その後だと思うなあ。

何度も書くけど まず自分の家を準備万端にする事を最優先に動いた後で 被災地へ思いを馳せるなんていうのは 「偽善」以外のなにものでもないな。
既にスポーツ紙で ご存知の方もいらっしゃると思いますが 13日のオープン戦で移籍後第1号のホームランを打った松井秀喜選手が 試合後に1人の報道陣に そのボールをプレゼントしたという記事がありました。

その報道陣は宮城県出身の20代のカメラマンで ご両親の無事こそ確認出来たものの 被害状況も判らないまま しかも遠くアメリカの地で松井選手の報道をしなければならず 彼以外の日本からの報道陣は悶々とした雰囲気が漂っていたそうです。

そこへ「大変だと思うけど頑張って!」と松井選手は彼に ホームランボールを渡したそうです。

立ち去る松井選手を見送りながら 彼は号泣したそうで周りも もらい泣きしたとの記事が掲載されていました。

私もこの記事を読み 松井秀喜という男の素晴らしさに感激すると共に 彼の今季の活躍を願ってやまないですね。