20代で人生の年収は9割きまる
という本をよんだ。久々にビジネス本を購入したがこれはなかなか良かった。著者の土井英司さんは以前アマゾンで働いていたこともあり、書籍に対する思い入れがことのほか深い。なんとビジネス本を10000冊も読んでいるらしい。驚きだ。
この本の一体何が良かったのか?考えてみる。まず「可能性を残しておく」という方針に共感できたことが非常に大きい。ビジネス本と言えば、とにかく独立すべきだ!だとか、何は無くとも今の会社で頑張ることが一番大事なんだ、とか、嫌なところはさっさと転職をして結果を残そうというものであったり、非常に偏っている。
しかし著者の主張はそのどれかに偏重していない。30歳までに仕込みをしておけば、転職であろうが独立であろうが今の会社で経営者を目指そうが何とでもなるとしている。全てに共通する能力を仕込み、可能性を広げておくことが重要なのだという。
端的に言うと社内で素晴らしい実績を残すことも重要だが、業界全体に通用する実績を残すことの重要性も指摘している。大切なのは取引先なのであり、彼らと強い人脈を持っていればそこからいくらでもキャリアを変えることが出来るからだという。
ちょっと考えれば当たり前の話だが、これが会社に入ると冷静な目を失い、当たり前の判断をすることができなくなるのだろう。
また、これもよく言われることだが、プライベートが出来ないと仕事が出来ないとしている。商品でいうと付加価値にあたる部分だ。ということで俺は考えた。
「会社に入ったら、貯金なんてせずに遊びまくる!」と。
とはいっても別にキャバクラに投資するわけではない。これは!と思った人やものにのめりこむためにお金を使いまくるという意味である。
だが俺はいまだに自分の将来像を描けていない。まだパッとしていない。しいて言うなら大人になったら神戸市東灘区に居を構えるということくらいだろうか??しかしそれも立派な夢である。朝霧の中をゆっくり散歩して、近所のベーカリーで美味しいフランスパンを買い、陽の当たるリビングで家族と談笑するのだ。夜は書斎で自分の好きな本を読む。当たり前の生活かもしれないが、それはかけがえのない時間であろう。
人生は成果を残すためにあるわけではない。死んだら全て無くなるが、自分が生きていたという事実性だけは残る。だったら俺は幸せを噛みしめて生活したい。