5月議事録である。
修繕積立金の話…この内容自体雑誌の引用なので問題ないだろう。
注目すべきは3項目。ちょっと目を通していただきたい。
最初の年を安く設定し徐々に値上げしていく『段階増額方式』から、明日にでもドンと値上げをしてそのレベルを維持する『均等積立方式』に変更したら良いのではないか?…という意見である。
私はこれは、キャッシュで一括購入した年寄りの発想だと思った。語弊を恐れず言えば、老人ホームに住まおうとする人の発想だ。
二行目『分譲時は少しでも費用を安く見せるため、この方法がとられたが』との記述は思想が偏っている。
三菱地所が詐欺を働いてるかのような書き方をしているが、この安さだからこそ若い世代が、このような高級(?)マンションを購入出来たのである。他でもない三菱地所のサービスである。
そして、若い人は年数が経てば、収入なり貯金なりが増えてくるので、それに合わせ積立金の値上げをするというのは自然な流れだ。
その若い世代から先に積立金をぶん取ろうなんて、どこまで年寄りは若者に甘えてるんだ!?世代間ギャップを埋めるなら、個々にどちらの方式を採用するか選択させれば良い。
それに、積立金の額に関わらず、マンションを手離す人は手離す。資産価値、いや、売却額を常時気にしてる住民が多いことは周知の事実だ。
最後に、ラスト『9割が賛成』の記述は、ジジイサイドが住民を説得させるためのテクニックと言っていい。全国あまたある管理組合の中のたまたまの成功事例にすぎない。
そこらへんも考えながら読んでいただければ、理事会に対する理解も深まると思われる。
敢えて言う、このマンションは老人ホームではない!!