令和2年第1回吉川松伏消防組合議会 | 吉川敏幸のブログ

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 こんにちは、吉川としゆきです。

 

 先日は、急に真冬に戻ったように雪の一日でしたね。

 

 去る3月27日、吉川松伏消防組合議会定例会が開催されました。

 

 平成31年1月から令和元年12月までの火災、救急、救助の出動件数は、火災出動件数は29件(対前年比12件の減)、救急出動件数4,203件(対前年比135件の減)とのことでした。また119番入電から現場到着までの平均所要時間は7.4分であり、全国平均8.7分と比べ、1.3分早く現場に駆け付けているとのことです。救助出動件数は86件(対前年比27件の減)となります。

 

 消防長からは勤務者は全員自主的に新型コロナウイルスに感染しないよう公共交通を使用せずに通勤しているとのことで、任務に対する意識の高さに感服しました。十分な病床数、人工呼吸器等の設備面もそうですが、医療関係者、そして、救急の方々に感染拡大してしまうと医療崩壊になりかねないので、気を付けてほしいですし、敬意と感謝を表します。

 

 大きな議案としては、松伏町の消防団の定数の126人から105人に削減する議案が上程され、賛成多数で可決いたしました。理由といたしまして、平成25年から過去7年間ずっと定数と実員数の乖離が20名以上となっており、近年の情勢に応じて定数を見直したいとのことでした。また、実員数が増えれば、条例の改正も出来るとのことです。

 

 ただ、人口当たりの入団率で言えば、吉川市0.42%、松伏町0.33%となっており、久喜市や加須市、蓮田市等を含めた第4ブロックでは平均が0.25%ですので、依然高い数字となっております。

 

 下の表は救急搬送された方々を傷病程度別に分類したものです。そして、その下は構成比を傷病程度別に分類した円グラフになります。御覧の通り、入院に至らない軽症での搬送が全体の52.5%と半数以上になっております。素人が自分で入院の要不要を判断するのは難しいですが、自分で病院に行くことが可能で救急搬送を要しないならご協力お願いします。

 

 

 下の表は救急搬送された方々を年齢区分別に分類した表になります。そして、その下の棒グラフは区分別の人数になります。成人、高齢者ともに急病によるものが最も多いとのことです。また、成人では交通事故が次いで多くなっており、高齢者では、転倒による怪我などの一般負傷が次いで多くなっているとのことでした。私も含め、生活習慣病やフレイルにならないための健康管理、運動を心掛け、健康寿命を延ばしましょう。