この度、熊本地震により、震災に遭われた皆さん、

ならびに被災された皆さんにお見舞い申し上げます。

また亡くなられた皆様のご冥福をお祈りするとともに

深く哀悼の意を表します。



そして行方不明になっている方々のいち早い救出を願っております。



先日の南米エクアドルでも大きな地震により甚大な被害が出ています。

地球上に生きている以上、自然相手では、到底人間の力などちっぽけなものです。大規模な自然災害を目の当たりにしたときの私たち人間の無力感には、絶望すら感じるときがあります。


大切に育んできたものが一瞬に壊れ、失われ、

家族や仲間、自らが命の危険にさらされる。

行き場のない喪失感、恐怖や不安に襲われることは想像できます。


しかし、実際に自分がその立場にならない限り、本当のことはわかりません。

東日本大震災を経験した私にとっても、あのときの記憶が鮮明によみがえります。つまり経験値というものはとても大事なことであり、それを活かすことや語り継ぐことの大切さも実感します。


被災された皆さんは、一日一日を繋ぐことで精一杯だと思います。それは、震災に遭われた皆さんにしかわからないことだと思います。身を引き裂かれるような苦しい日々でしょう。言葉で表すことなど出来ない辛い日々だと思います。

今、普段通りに生活できる私と同じ立場の皆さんは、被災地に思いを馳せ、繋げて、それが自分のからだの一部だと思うことが大切なのかなと思います。



自分が傷ついたりしたら、自然に手を当てますよね。

傷ついたところに自然に手を差しのべる・・・

・・・大事なのではないでしょうか。

一人一人の状況は違います。

震災で全てを奪われてしまった方に“頑張れ”と酷なことは言えません。

頑張れる人は頑張って!

そして、大きな被災を免れたみなさんはどうか、

痛みを分かち合い、助け合いの精神のもと、支えていきましょう。

困ったときはお互い様!

私たち日本人に馴染みのある、思いやりのことばです。



そのスタンスを私はとっていきたいと思います。



しかし、手をさしのべ、助けるにしても、

震災に遭われた被災地の状況は天候の悪化や余震の影響など沢山の要因が重なり、日に日に変わっていきます。

しっかりと注視し、

被災された方々の声をしっかりと受けとめていくことが大切だと思います。



今は被災された皆さんの健康と安全、

そしてプライバシーが保てる生活が、

一日でも早く戻ることを願っています。



震災に負けない

日本人の覚悟と強さを発揮していきましょう。




乱筆乱文をお許しください。


東日本大震災復興プロジェクト代表

宮城県白石市アンバサダー


森川智之






読者登録してね