今日のブログは「福岡市の液状化マップがありました」というお話についてです。

アイランドシティや博多湾近くに住んでいる方は、要注意の情報です。

 

今回の能登地震でも、液状化で家の基礎がぐちゃぐちゃになり、下水道が切れ、電信柱が倒れということにり、人がしばらく住めなくなる、意外と恐ろしい現象です。私の友人は東日本大震災の際に、東京湾側のタワーマンションに住んでいましたが、下水道が半年使えなくなり、大変な目にあいました。

 

さて、4月13日の西日本新聞の一面に九州の液状化マップの作成・公開状況が報道されました。全国平均が26.3%、福岡県は2自治体3.3%という情けない結果でした。どこの自治体かは不明です。

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/1200297/

 


私がだいぶ前に福岡市役所の担当課に質問したところ、液状化マップは当面作るつもりはないとのことでした。人口日本一の横浜市役所はとっくに作成・公開済みだったので、日本市長である福岡市長としては、情けない状態なのですが、返事が来ただけましかと思っていました。

 

ところが、この記事に触発されて、改めて液状化マップがないか検索してみると福岡県庁が作成・公表していたのです。

https://www.pref.fukuoka.lg.jp/gyosei-shiryo/jishinasesu.html

このサイトにアクセスし、「第2編 想定地震と被害予測方法 3.液状化の予測(P117~P155)」の137ページあたりに以下の地図が出てきます。残念ながら、アイランドシティあたりの予測がどうもはっきりしません。

 

見やすいように拡大しておきますね。

 

私の心の叫びですが、「なんだ液状化マップ、あるじゃないか。福岡市役所の職員め、ウソつきやがって」と思いました~もちろん、本当に知らなかった可能性もありますが。