今日のブログは「インバウンド収入を増やすための自分用の整理メモ」です。

 

日本の内需縮小をカバーしているのが輸出とインバウンドですが、インバウンドによる経済効果を更に高めていくための方策について頭の整理をしています。以下はそのメモです。読者の皆さんから、他にアイデアがあれば、是非、ご意見ください。

kinoshita.toshiyuki@gmail.com

 

昨日のブログに書きましたが、九州交通九州運輸局が発表したデータによると2024年1月の外国人入国者数は、コロナの影響を受ける前のピークだった2018年1月の数字を30%も上回っています。昨日は「飛行機が大型化したんでしょうかね?」と書きましたが、素人ながら考えてみると、以下の三つの可能性があります。これからの対策を考える上で、空港関係者などに取材して理由を探っていきたいと思います。

 

資料:九州運輸局

 

■ 1.3倍になった考えられる理由

・ 福岡空港に乗り入れる飛行機が大型化した(座席数の増加)?

・ 搭乗率が上がった?

・ 国内線の便が減り、国際線の便が増えた?

 

0.以下の立案に対して必要な調査を行う

0.2024年4月1日からデジタルノマド・ビザ制度(年収1000万円以上で企業との雇用契約があることが条件。滞在期間が最大90日から180日に延長される。)が導入されたことによる効果も検討する。

 

1.入国者数を増やす対策

※ ここでは、福岡空港からの入国者数を増やすことを中心に考える。また、日本へのインバウンド需要が今後も増大すると仮定する。

 

(1) 福岡空港の利用時間をせめて24時まで延長する

 

(2) 利用者数の少ない(使用機材が小さい)国内便を減らし、国際線に振り向ける

 

(3) 佐賀空港・北九州空港への新幹線乗り入れを支援し、第二福岡空港として活用する

 

(4) 2800mの滑走路を3000mに延長する(全く新規の提案)

※ 用地的に可能かどうかも含め課題多し

 

 

2.入国した外国人の消費金額を増やす

 

(1)滞在時間を少しでも長くする

※ 滞在時間が長ければ消費金額も増える関係にあるため

※ 空港ビルに外国人を囲い込まない

 

① 小川福岡県知事が提唱されていた「もう一泊運動」を展開する

⇒ 福岡市に限らず、九州での宿泊が増えればよいと考えるべき

 

② 福岡市営地下鉄を福岡空港国際線ターミナルビルに乗り入れる

 

(2)一人当たりの消費金額を増やす

※ 総額だけでなく、地場企業の商品の購買や地場企業のサービスの利用が増えることを意識する

 

① 飲食消費の単価アップ

・ 美食の町構想

 

② お土産消費の拡大

・ 九州産の消費を拡大する

※ 現状、インバウンドで売れる土産は、サロンパスを除き、ほぼ九州外産のもの

 

③ 体験型消費の創造

・ 忍者屋敷など和風ナイトショーの提供

・ マリンスポーツ、キャニオニング(渓流下り)などの野外スポーツの提供

・ 焼き物など伝統工芸体験の提供

 

以上