日経新聞によると、昨年の日本のGDP成長率は5.7%で、中国を上回ったということだ。
ドイツに抜かれたことはニュース速報で流れたのに、5.7%も増えたのは知らなかった。
テレビをほとんど見ないから、大ニュースとして各番組が取り上げたのかも知れないが。
名目で5.7%なので経済が好循環に入ったのかも知れないと思う。
GDPなどどうでも良いが、好循環は社会に活気をもたらす。
安定した、安全、安心な社会が一番必要だが、それが備わったうえで活気があればより良いと思う。
政府が悪いといい募る人が多い人が、これだけ良い治安と経済を保っていて文句を言う人はおかしい。
政府が何もしなくてもよければそれで良い。
それ以上を求めると、政府が余計なことをすることになる。
少数者にばかり目をやると多数者が困惑する社会になる。
欧米はそんな社会になっていると思う。
失われた30年などと評する人がいるが、何が失われたのか僕には分からない。
経済成長がなかっただけのことだ。
経済が成長しなくても、僕らは十分生活してきた。餓死する人も少なく、自殺する人も少数だった。病気で死ぬ人も交通事故で死ぬ人も減少している。
失ったものもあれば得たものもあると思う。得たものが多かったと信じれば、この30年は悪くはなかったことになる。