さて、まだまだ

2023ビートルズ旋風も只中といった感じだが

私が好きな↑こちら。


キャロルキングの映画が公開された。


ビートルズ好きにキャロルキング好きは

多いと思う。


ビートルズはplease please me

というアルバムでキャロルキングの曲を

カバーしている。


正しくはクッキーズのチェインズという曲だが

作曲者はキャロルキング。



キャロルキングのキャリアは

コンポーザーとしてスタートしている。


いや、でも本人のレコードも当時出てたな。


いや、しかし裏方志望だったと思う。


沢山のヒットソングを

当時の夫ジェリーゴフィンの作詞との

コンビで出している。


ロコモーションのリトルエヴァ

アップオンザルーフのドリフターズ

もちろん、クッキーズ。

そして、モンキーズの数々の楽曲。


↑パッと思いつかないから数々と書いてしまっている 笑


ナチュラルウーマンのアリーサフランクリン


まだまだこれらはほんの一部で

私はレコード収集癖家。


キャロルキングのセクションを持っているくらいに集めていた時期があった。



キャロルキングの魅力はなんだろう。


それはやっぱり曲の良さだ。


限られた和音。

つまり、3つのコードでありながら

わたくしキャロルキングが作りました!


という事がわかる。

くらいにキャロルキングらしさが出ている。


それが心地いいのだ。


1960年代後半からだと思うが

キャロル自身が本格的に歌うようになり、

つづれおり などの名盤を世に出している訳だ。





私は20代だったと思うが、

ある百貨店の中古CD市があり

当時はレコードを聞いていなかったから


ジャケットで気になったものを

買ってみようという所謂、

ジャケ買いを敢行した。


パッと手に取ったものが

何だかボヤけた3人組が写っているジャケット

だった。

絶対こんなCDは音が悪いぜ

と思いながら気になったので

仕方ないから購入し、

帰って聞いてみたら本当に良くて…😭



それがキャロルキングが最初にバンドを結成して

出した

The Cityの夢語りというアルバムで


まさかボヤけた写真の女性が

キャロルキングだとは思わずに

手に取っていたのだ。


私としても何ともラッキーという感じで

そんなに高い値段のCDでもなかったし

気分が良かった思い出がある。


それからキャロルキングは

私の中で特別枠というか

気にするべき存在になった。

音楽家として無視できない人。




前置きが長くなったが、

今回私が観た映画は

彼女がシンガーソングライターとして

つづれおり を出し

大ヒットしその後の1973年の

ニューヨークセントラル・パークでの

フリーコンサートをおさめ

関係者や本人のインタビューも交えた作りに

なっている。




まあ普通に良かった。



変な演出もなく、

まさしくナチュラルウーマン。

作り手であり歌い手である

キャロルキングのそのままが

映し出された映像になっている。



ピアノに向かってただ歌うスタイルが

私が惹きつけられるところ。



正直言って素晴らしく歌が上手い歌手ではない。

(それでも私は上手いと思うが)

歌は人間性が出ると思うが

真っ直ぐな曲であるし、

演奏スタイル、歌唱。


そして、また人生もそうなのだろうと

思わせてくれるような。


寒い日には薪を暖炉に焚べて

温まっているような

アメリカンな暮らしが

想像できる。


そこにただピアノがあり歌がある。


そんなシンプルさが詰まった

キャロルキングの映画だった。


秋の日にぴったりの映画といえる。


キャロルのチェックのスーツも

大変イカしていた。










最近撮った写真は

 

 

 

 

 

同じネタで投稿する

 

他の投稿ネタを確認する