新世界づぼらや閉店のニュースで思い出す。


私の初めてのづぼらや体験。



数年前、私は初めてづぼらやへ行った。



大阪に住んではいるが、
新世界はまた違うエリヤだから



その時期、フグの美味さを分かり出した頃で
有名なづぼらやへ行くという事で
気持ちは興奮していた。





いざ、店に入った。


老舗の感じ。



期待は高まった。




そして、念願のてっちりだ。



それはそれは大阪でフグといえば、
新世界づぼらやだ。


づぼら連中集まって〜



というCMソングを思い出した。



もちろん美味しかったと記憶する。





問題はこれからだ。





鍋をさらって、最後は雑炊だ。



フグ鍋といえば締めは雑炊と決まっている。




すると、店のおばさんが


ご飯を入れてくれたか、



用意されたご飯をこちらが入れたかは忘れたが




なんとおばさん、ドボドボと勝手に醤油を大量に
入れたではないか。




私は驚愕した。




フグ雑炊は出汁は透明のまま
少し塩を入れるか薄口醤油を
数滴垂らすぐらいで食べたかった。




しかし、おばちゃん
こちらが有無を言わせず
醤油ドボドボだ。



こちらが何も知らない観光客か何かだと
思ったか。

その店員はこちらの顔も見ずに、
味を付けた。許せなかった。




私は烈火の如く怒った。




無論、有名店だから相手は忙しい。


私は1人憤慨した。





覚えていないが、
きっとその雑炊には手をつけていないか
残して店を出たんじゃないか。




残念な締めの雑炊であった。





そんなしょっぱい思い出を
今回の事で思い出した次第である。