イン・ザ・カット(0点) | 日米映画批評 from Hollywood

イン・ザ・カット(0点)

採点:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
2004年4月10日(映画館)
主演:メグ・ライアン
監督:ジェーン・カンピオン


 見たい映画が満席だったため、急遽空いている作品に切り替えて見ることになった作品。こういう場合、大半はつまらないことが多いが、たまに当たりの作品に出会うことがあるので、ちょっとだけ期待してみたものの、やはり外れだった。しかも大外れだった。

【一口コメント】
 ここ数年でダントツの駄作です。


【ストーリー】

 フラニーは教師として働きつつ、地下鉄の広告欄に書かれた詩などに心を魅了され、部屋の壁はそういった言葉で埋められている。
 腹違いの妹ポーリーンと共に恋愛にのめりこめずにいた日々、だがある日近所で殺人事件が起きる。刑事マロイと知り合い、次第にマロイに対して恋愛感情のようなものが出てくる。
 その後も、殺人事件は続き、遂に妹のポーリーンがその被害者になってしまう!!

【感想】

 ストーリーを簡単に書くと、こうなるのだが、サスペンス的要素と恋愛の要素がうまく混ざり合っていないし、サスペンスはサスペンスでB級映画以下の謎解きだし、恋愛は恋愛で中途半端だし、途中非常に眠くなり、危うく寝てしまうところでした。ちなみに今まで自分が映画館で寝た作品は今までに1本だけ。もう少しで記念すべき(?)2作目になるところでした。
 あまりにもひどすぎて、何も書くことがない・・・、というかつてない作品になってしまった。

 製作総指揮に名を連ねているニコール・キッドマンは何故こんな駄作を選んだのか?(彼女の場合は、今までにも何で?という作品が多かったが・・・)そして、それ以上に、かつて"ラブ・コメの女王"と呼ばれた主演のメグ・ライアンが何故こんな駄作を選んだのか?その点だけが唯一興味をもった作品でした。