福田家の食卓:鶏胸肉のネギソース和え | 福田敏也 オフィシャルブログ PEACE! Powered by Ameba

福田家の食卓:鶏胸肉のネギソース和え



三軒茶屋の立ち飲み屋さん「采」の
鶏胸肉のネギソース和えがとても美味しくて
ご主人にこつを教えてもらいました。

ポイントは
・静かに熱のまわる加熱をする
・ゆでた汁につけて冷蔵庫で保存する

以前、賛否両論の笠原さんに
ホタテの美味しい加熱の方法を習ったのですが
それも基本は同じ。
茹でても固くならない秘訣は加熱法なんです。



鶏胸肉のネギソース和え

材料:鶏の胸肉1枚でも2枚でも、棒ネギ3本、生姜2かけ、サラダ油
つくり方:鍋に水を入れ、そこに棒ネギの緑の部分を2本ぐらい、それと生姜をひとかけ皮をむいて投入。火にかける。→勢い良く煮立ったら、そこに塩を入れて鶏胸肉を投入。入れたらすぐに火をとめて鍋に蓋をし、火から下ろす。そのまま静かに熱が冷めるまで放置し、余熱でじっくりと加熱する。

この火を止めるタイミングは、その鶏肉の肉厚具合によって変わります。スーパーで売っている一般的鶏胸肉の厚みであれば、投入と同時に火をとめて大丈夫。肉厚のブランドものとかになると、5つカウントしてから、あるいは10カウントしてからと、自分で調整する必要があります。

ネギソースの準備に入る。→棒ネギを3本ともみじん切りに。生姜は2かけほどすりおろす。→フライパンに軽くサラダ油をしき、あたたまったらネギと生姜を投入。しんなりするまで炒めたら塩こしょうで味を整える(それは味見しながら好みで)。→炒めたネギにサラダ油をどぼどぼと入れる。この油がソースのからまりをつくるので、結構多めに入れてだいじょうぶ。→火をとめたら、そのまま冷めるまで放置。冷めたら器に移しておく。このネギソースはいろいろなつまみにかけても美味しいので多めにつくって冷蔵庫で保存しておくのもいいです。保存の際にも、サラダ油が多めに絡んでいることが、ネギのしっとり感を保つのに役立ちます。

胸肉の茹で汁がすっかりと冷めたら、胸肉を取り出して、食べやすい厚みに切ります。あ、いい感じのピンクになってる!っていう感動は、この瞬間に体感できます。→切り終わったら、タッパーに鶏を茹でた汁を入れ、そこに切った胸肉を食べる直前まで入れて冷蔵庫に入れておきます。これも、肉がぱさぱさにならないためのコツ。また、こうして保存しておけば、次の日の朝もまた、しっとりした食感が引き続き楽しめます。

食べる直前にタッパーから鶏胸肉を取り出し、水を切ってお皿に並べる。そしてサラダ油についたネギソースを胸肉の上にたっぷりとかけていただく。

ちょっと手間ですが、確実にうまい鶏胸肉が食べられるかと思えば、なんのその。料理初心者の女子へのアドバイス。鶏は胸肉ともも肉でアブラ感が全く違います。試してみるなら、鶏の胸肉を確実に購入してください。もも肉ではだめなんです。鶏の胸肉はアブラも少なくヘルシーでさっぱりいただけるのですが、アブラがない分パサパサになって旨味が失われてしまうことがあって料理初心者にはなかなか手強い。でも、この方法をとれば、確実にシンプルに&美味しく仕上がるので、やってみるといいです。彼氏のポイント、間違いなくアップ!アップ!です。