中村洋基 X 林千晶 X 福田敏也

Yahoo Creative Awardと連動した
LOFTWORK主催のセミナーに
中村洋基、林千晶とともに参加しました。

バナー広告をネタにしたクリエイティブのツボの話。
というテーマでフクダがモデレート。
元電通の中村洋基も元博報堂のフクダも
バナー広告という特殊なジャンルで
インタラクティブを考え始めたことが
その後のクリエイティブに影響を与えています。
そんな二人が
初めて同じ場を共有しトークするということだったので
あえてバナーというテーマを設定し
そのクリエイティブにまつわるツボ探しをしたい
と、考えたのでした。
林千晶サンには、第三者的立場で
二人のやりとりに突っ込んでいただくかたちで
参加いただきました。

楽しかった。

セミナーを引き受けるたびに考えることは
そのセミナーを通じて
何をもって帰ってもらうか、ということ。
きっちりと落としどころを決め
そのゴールに向けて全体設計をするセミナーもいいのですが、
どうしても進行役の思惑にそった流れを
トレースするものになりがちで
あまり大きな発見や驚きには至れない。
なので、自分は、
あえて落としどころを設定せず
率直に自分が聞きたいことを深堀りつづける
ゆるゆる進行を目指します。
そのやりとりのプロセスのなかに
普段、言語化されないエッセンスが
どれだけ引き出せるか。
そこに意味があるし、そこに普段聞けない内容があるはず。
と信じているのです。
もちろんそれは
聴く側のリテラシーも問うことになり
オーディエンスを置き去りにすることもある。
でも、
結果としては、
そのプロセスを通じて得るものに
そこでしか生まれない価値があると思っています。

聞いている人によっては
なんかずるずるとした締まりのないセッションだと
感じた方もいらっしゃったかも。
それは、ごめんなさいなのですが。

何はともあれ、
中村洋基くん、林千晶さん、
Yahoo堀サンを始めスタッフの皆さん、
LOFTWORKのスタッフの皆さん、
お疲れさまでした＆ありがとうございました。